第2361回例会/平成20年04月18日(金)
出席状況(報告:金丸 憲史 委員)
会 員 数:72名
当日出席数:51名
欠 席:21名
出 席 率:71.83%
前々回修正出席率
4月4日 88.41%
□ゲ ス ト :米山奨学生 李 偉
□ビ ジ タ ー:宮崎北RC 小川 彰会員、高鍋RC 田中 晴敏会員
□ロータリーソング:それでこそロータリー
□例会プログラム:会員卓話 外山 三博会員
幹事報告(前畑 智之 幹事)
皆様こんにちは。幹事報告を申し上げます。
*先週のロータリー財団の募金、ありがとうございました。
本日はローターアクトの会長がお見えになっています。
来週が10周年の感謝の夕べということで、一所懸命企画段取りをされています。
皆様にも多数の景品を寄付して頂きましたが、お忘れの方もいらっしゃるので
はないか?もしくは、現金でも結構だということで‥‥、
後ほど挨拶の中であるかと思いますのでよろしくお願い致します。
*次週の例会はローターアクト10周年感謝の夕べということで、夜間例会となっ
ております。お間違えのないようによろしくお願い致します。
*5月の2日は連休の谷間ですので、特別休会とさせて頂きます。
従いまして、5月の第一例会は、5月9日となります。
古紙回収も5月9日に行いますのでよろしくお願い致します。
*中部分区のインターシティーミーティングにご参加の方は、本日CDをボック
スの中に入れさせて頂いています。まだ10部程余裕がございますので、参加さ
れなかった方で欲しい方は、お帰りの際に貰って帰って頂ければと思います。
*本日は理事会となっています。例会終了後行いますのでよろしくお願い致します。
出席委員会(金丸 憲史 委員)
出席状況報告 上記の通り
来週4月25日のRAC10周年記念感謝の夕べを100%出席例会と致しますのでご
協力お願い致します。
親睦委員会(大江幸政 委員)
ハッピー・スマイル報告
■ハッピーボックスの紹介
◇岩切承自会員:この度、岩切書店さんと着物の吉本さんが合併されまして、
4月の28日月曜日29日火曜日に、ここ宮崎観光ホテルで絵本や木のおもちゃ、
着物等の展示会を催されるそうです。盛大な展示会を祈念しましてハッピー
を頂きます。私も孫に木のおもちゃを買ってあげようと思います。
家内に着物は無理ですから・・・
◇日高久夫会員:4月10日にフジTVの「食わず嫌い」という番組で、東国原
知事が出演されまして、「なんじゃこら大福」を持参して「なんじゃこりゃ、
なんじゃこりゃ」を連呼されました。
この影響でネット注文が非常に増えまして ウッフフ・・・ ということで、
ハッピーを頂きます。
会長 挨拶(山口 賢一郎 会長)
みなさんこんにちは。
ゲストをご紹介致します。米山学友で、現在中国青海大学の教授をされています、
李 偉さんでございます。ようこそいらっしゃいました。
どうぞごゆっくりお過ごし下さい。後ほどご挨拶を頂くことになっています。
ビジターのご紹介を申し上げます。
宮崎北RCの小川彰さんでいらっしゃいます。
高鍋RCの田中晴敏さんでいらっしゃいます。ごゆっくりお過ごし下さいませ。
今日はローターアクトから2名お越しでございます。
兒玉安雄会長 厨子幸代会員でございます。
先日「ロータリーの友」を読んでいましたら「江戸しぐさに学ぶ」という投稿文があ
りました。その中に「傘かしげ」というしぐさがありまして、これは雨の日にすれ違う
時に、お互いに傘を外側にかしげて相手がぬれないようにするしぐさだそうです。
もう一つは「肩引き」というしぐさだそうで、これは混み合う道路では肩と肩がぶつか
らないように右肩を引くというしぐさだそうです。
江戸の皆さんはそうして常に人を思いやって毎日を過ごしていました。
それに比べて現代人のマナーの悪さというのを指摘されていまして、興味深く読ませて
頂きました。
本日は行事が混み合っていますので、江戸のしぐさに習って、「肩引き」であいさつを
終わります。
ゲストご挨拶(RAC 兒玉 安雄 会長)
ローターアクトの兒玉でございます。本日は貴重な例会の中にお時間を頂きましてあ
りがとうございました。
我々の企画で、10周年記念にビンゴ大会を計画したのですけれども、皆様に素晴らし
い景品を提供して頂きましてありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます。来週はシュミエルさんの演奏を10周年記念として予定して
おります。私も大変楽しみにしています。
先程、前畑幹事からお話もありましたが、今回皆様の中で景品をお持ち頂けてない方も
いらしゃるかと思いますが、募金という形でも構いませんので、ぜひこちらの
箱の方に、非常に間口が大きくなっていますが、ご協力お願い致します。
また皆様のご参加をアクト、一同楽しみにしていますのでよろしくお願い致します。
ゲストご挨拶(米山学友 李 偉 様)
みなさんこんにちは。李と申します。私は青海から参りました。
2003年にロータリー米山奨学生になりました。
生活費・学費などを援助頂きました、高鍋ロータリーグループの皆様には2年間大変お
世話になりました。自分の専門研究に集中でき、無事に学位を取ることができました。
2005年3月に山口大学大学院連合獣医研究科から獣医学博士を獲得し、4月に中国
青海大学の助教授になりました。
研究分野は動物に寄生する寄生虫病で、特にウシバエ病の研究をしています。
私の住んでいるのは、中国の西部の青海省というところでして、面積は72万平方キロ、
ほぼ宮崎くらいかと思います。最低海抜は1600m・最高海抜は7200mで、盆地
や高山・河川などがあり、90%は放牧地です。
また、中国最大の塩湖、青海湖があります。青海省の人口は510万人で、チベット民
族と他の民族が混在していますが、各民族は尊敬し合い、団結も強いです。
チベット民族は350万人で青海省の人口のほとんどを占めています。
みなさんぜひ、青海チベット高原へお越し下さい。お待ちしています。
会員卓話(外山 三博 会員)
「お酒のお話し」
みなさんこんにちは。久しぶりに卓話をさせて頂きありがとうございます。
いままでの卓話では、たいがい県政の話をしてきましたが、最近は東国原知事になって
からメディアが細部に渡って報道していますので、いまさら県政の話しをしてもと思い
まして、お酒の話しをしたいと思います。
私はこの西クラブに20年以上前に入会しました。職業分類は蒸留酒製造となっています
が、今は焼酎は全然作っていませんので職業分類はこれでいいのかなと、今日はちょっ
と思いましたが、職業は変わったのですがどうなんでしょうか?
みなさんお酒は毎晩飲まれていると思いますが、お酒は大別して3つあります。
ひとつは醸造酒、それから蒸留酒、そしてリキュールこの3つに大別できます。
゛醸造酒゛とは日本酒とかワインの事。゛蒸留酒゛とは焼酎とかウイスキーの事。
それからリキュールというのは、具体的にいえば梅酒に代表されますがアルコールに果
実もしくは薬草を入れまして、アルコールでエキスを抽出してできたお酒のことになり
ます。
お酒を蒸留すると焼酎になり、ビールを蒸留するとウイスキーになり、ワインを蒸留す
るとブランデーになります。それ程難しい話しではないのですが案外それは初めて聞い
たという方が多いですね。
この蒸留法はギリシャ時代からありまして、なにをする為の方法かと言いますとアルコ
ール度数を上げていくための科学的手法なのです。中学時代に戻りますが、理科の時間
に出てきたと思いますが水の沸点は100度です。
これは誰でも知っていますが、アルコールの沸点は60度なのです。この沸点が低いこ
とを利用して作られているのです。焼酎の場合ですとモロミを米や芋に入れて麹の力で
アルコール発酵させます。そうしますとそのモロミが1〜2週間経ちますとアルコール
が出来てきて度数が大体14〜15度くらいまでになります。
清酒の場合は麹も違いますが18〜19度くらいになります。ところが我々が現実に飲
んでいます焼酎は20度もあれば30度もあります。ですから、なぜ14度くらいしか
ないモロミからそんな高いアルコール度数の焼酎ができるかと言いますと、ここでこの
科学的手法の蒸留方法を使うわけです。
アルコール発酵したモロミを蒸留タンクに入れ蒸気を吹き込み温度を上げていきます。
温度が60度になった段階でアルコールの蒸気(湯気)が出始めます。それを別の管で
冷却して液体に戻すとアルコールの液体が出来るという手順です。ですから最初の蒸気
は99%を超えるアルコールの湯気が出ます、非常に純粋に近い。
この部分を飲むと非常においしいですね。これをこの世界の専門語で「はなたれ」とい
います。
それからもう一つご理解頂きたいのは、焼酎は蒸留酒と言いましたが今の本格焼酎は税
法上は乙類と言います。
それから宝酒造とか三楽酒造とかが作っていますのは甲類と言います。
戦後大蔵省がそういうふうに決めたのですが、ところが業界が乙甲と言ったら乙が一段
低いと‥‥、そうですね、昔は甲乙丙丁と言いましたですね。そこで大蔵省に猛烈に折
衝しまして乙類も本格焼酎と言っても良いということになりました。
この本格焼酎の規定はどのようになっているかというと、今言いました蒸留のやり方を
1回きりという単式蒸留を行う一回だけですので原料の持ち味をそこに出すことができ
る。芋は芋の香りがするし米は米の香りがするというわけです。
一方甲類の焼酎は連続蒸留器というのを使います。高鍋に宝酒造の工場がありますが、
あそこに高い建物がありますがあそこに多段式で蒸留器を重ねていって、何回も蒸留し
て最終的には99%以上のアルコールを作るわけです。そしてそのアルコールに水を入
れて、味付けをして販売しているのが甲類の焼酎というわけです。
中略
さて私はもともと焼酎を作っていたわけですが、学校を出て宮崎に帰ってきて焼酎を
造り始めた時は、酒造メーカーが72社ありました。これをずっと過去に遡ってみます
と明治43年に免許制ができました。
明治43年前までは誰でも焼酎を作ってよかったわけです。宮崎でも何万人という人が
作っていたようです。
それが免許制になった明治43年に1518名が免許を取得して作っていたようです。
現在は宮崎では40社が焼酎メーカーとして残っています。
では、宮崎でどのくらい焼酎を製造しているかといいますと、126,000Klです。
これを一升瓶に換算しますと約7000万本です。20度の焼酎の場合、酒税が1本につき
360円ついています。
従いまして、宮崎県全体の酒税の合計は242億円が税務署の方へ支払われています。
このうちの32%が交付税として宮崎県へ入ってきています。これが77億円となります。
ですからこの焼酎は飲めば飲むほど宮崎県の為になりますので、どうかみなさん健康と
相談しながらどんどん飲んでもらえればありがたいと思います。
ところで、この焼酎がいつごろから日本にあったかといいますと、1,515年とい
う記録がありますけれども、中国から琉球を経て、鹿児島宮崎へと入ってきました。当
時は芋ではなくて米を原料としていました。
芋はその100年後に日本へ入ってきましたので、当時の琉球の泡盛は米で作っていま
した。
やはり鹿児島が芋焼酎の筆頭でして、先程言いました宮崎は約126,000Kl、一
升瓶7000万本ですが、鹿児島は230,000Klと、宮崎の倍近い量が鹿児島で
できています。
宮崎が作る芋焼酎の原料であります芋は年間約8万トンくらい必要なのですが、実際に
は3万トン程足りないのが実情で、以前は中国から仕入れていましたが、現在は鹿児島
から供給してもらっています。
ではなぜ鹿児島がこれほど芋の産地かといいますと、鹿児島は焼酎に対する県としての
取組み方が違うわけです。
鹿児島には今でもデンプン工場が27社あります。ところが宮崎には1社もありません。
これはある時期、政府がそれまで補助してきたのを急に止めてしまったために、宮崎の
デンプン業者はそれでは成り立たないということで、止めてしまったのです。ところが
鹿児島はデンプン工場が無くなると生産者が困る、生産者が作らなくなると今度は焼酎
業界が困るということで、鹿児島県が独自にこのデンプン工場が残るように県の政策と
して手立てを打ったわけです。宮崎県の政策としてはそこらあたりがちょっとまずかっ
たかなとは思います。
ではなぜデンプン工場が生産者にとって必要かといいますと、焼酎屋さんにいく芋はA
級のものしかいきません。A級のものでないと焼酎の製品に影響が出るからです。
しかし、実際にはB級C級やまがり等いろいろあるわけで、これらのものを持っていく
場所が無ければ生産者は安心して芋作りができないわけです。鹿児島の場合は生産者が
作った芋は、全てデンプン工場が引き受けてくれるので、安心してたくさんの芋を生産
できるのです。
もう一つだけ焼酎の事でお話ししておきたいのですが、焼酎はご承知のように、水が絶
対条件です。
それも地下水を使って作っているわけです。なぜ水が絶対条件かと言いますと、20度
の焼酎の80%は水だからです。ですから水道水なんかを使って焼酎を作っても絶対お
いしくありません。この肝心な地下水が宮崎県は今、非常に汚染されてきています。こ
の宮崎市周辺の井戸水はほとんど飲料不適です。なにが多いかというと亜硝酸窒素いわ
ゆるアンモニアです。
ですからもし私が、住吉で焼酎を作ろうと思ってもできません。どこか綾か西米良にで
も移転して作らなくてはいけないのが現状です。
宮崎県で一番地下水が汚染されているのは川南と都城盆地です。
なぜかというと、都城は畜産の一番盛んな所、川南は鶏日本一の生産地だからです。
畜産の振興も勿論大切ですが、環境との折り合いをどのようにするか。やっぱりここの
ところを行政がきちっとしないとただ畜産だけ伸ばせばよいという時代では無くなって
きたと思います。
機会があれば知事にもそのような話をしたいのですが、この問題はトップリーダーが考
えないといけない事なのです。畜産はこの辺でブレーキをかけようとか、もう少し伸ば
すのであれば環境対策をしっかりしないといけないわけです。
大体時間になりました。
焼酎の振興は農業の振興になるし、宮崎県の税収の振興にもなるということをお話しし
て、卓話を終わります。
ありがとうございました。
会報委員会:上杉 兼一
編集・構成:上園 哲朗