第2350回例会/平成20年02月01日(金)

例会場:宮崎観光ホテル

出席状況(報告:金丸憲史委員)
 会 員 数:72名
 当日出席数:55名
 欠   席:17名
 出 席 率:80.88%
 前々回修正出席率
 1月18日 82.09%


□ゲ ス ト :なし
□ビ ジ タ ー:なし
□ロータリーソング:[国歌斉唱] 四つのテスト
□例会プログラム:会員卓話


幹事報告(前畑 智之 幹事)
 *1月19日・20日、宮崎県中部分区青少年指導者養成研修会、通称「ライラ」が行
  われました。我がクラブから、増田会員、田畑会員、そして私どもの会社から、
  3名出席させていただきました。報告をいただきましたところ、非常に内容の濃
  い素晴らしい研修会でした。「半分よだきよだき行ったけど、行かせてもらって
  よかったです。」ありがとうございましたとうちの社員が言っており、非常に中
  身の濃いものだったと聞いております。今後も引き続いて行われますので、皆様
  の会社の若い方の参加をよろしくお願い致します。
 *2月17日のIMですが、我がクラブから20名の参加の返事を頂いております。
  欠席とされた方で、まだご都合のつくようでしたら是非参加をお願いしたいと思
  います。


親睦委員会(藤本 廣年 委員長)
 wedding anniversary
 結婚月を迎えた会員さんをご紹介いたします。
 阿南育夫会員、塩月光夫会員、土屋広明会員、それと私、藤本廣年会員でございます。
 ご家庭の奥様に花を贈らせて頂きましたので、どうぞ楽しい結婚記念日をお迎えになられ
 てください

 happy birthday
 誕生者のご紹介をいたします。
 植松孝一会員、岡崎優会員、金丸宜裕会員、川崎浩聡会員、菊池慎一郎会員、
 諏訪博也会員、高橋雅弘会員、寺崎禎一会員、長崎秀峰会員
 9名いらっしゃいます。おめでとうございます。

 ハッピー・スマイル報告(大江 幸政 委員)
 ★前畑幹事:前々回の例会時に、「幹事報告」と言うべきところを、神崎会員が退室するのを
  見て思わず、「神崎報告」と言ってしまいました。それともう一つ、先週はますます元気なお
  年齢を祝う会に見事欠席されました、ということでスマイルをいただきたいと思います。
 ★植松会員:ガソリン価格の再値上げということで、申し訳ないという態度を示していただき
  まして、代表してスマイルをいただきたいと思います。この値上げラッシュというのは、い
  ろんなところから出てくると思いますので、特にビール関係とかですね、‥‥
 ★船倉会員:本年ジャイアンツの自主トレが翌日から始まりました。今年こそ優勝をと期待し
  ていますということで、ハッピーを頂きたいと思います。
 ★続きまして、1月11日に行われました西ロータリーゴルフコンペ、優勝が西岡会員、2位が吉
  田多穀会員、3位が日高 均会員。おめでとうございます。
 ★最後に、本日の週報の最後にありますが、皆さんスマイルで写真に収まっております。先週
  の、ますます元気なお年を祝う会でのスナップショットです。
  この一番上に、「今週のハッピーを推薦します」とあり、会報委員会のどなたかの言葉じゃ
  ないかと思いますけれども、「推薦させていただきましょう!」
  これに載っていらっしゃる方からハッピーを頂戴いたしたいと思います。
  ありがとうございます。


会長 挨拶(山口 賢一郎 会長)
  先月は、ロータリーの理解推進月間でございました、今月は世界理解月間でございます。
 1905年の2月23日がロータリーの第一回の例会日でございまして、その日を創立記念日と
 しております。
 現在はその日は世界理解と平和の日という風に呼ばれているようでございます。
 本日はそれにちなみまして、2005年から2006年の2730地区のガバナーをお務めになりま
 した、菊池平パストガバナーよりお話を伺うことになっております。どうぞよろしくお
 願い致します。
  少し気温が低いようでございますけれども間もなく4日は立春でございます。
 2月の呼称は「如月」と言いますが、如月というのは「衣をさらに重ねて着る」という
 ことから「きさらぎ」という言葉が生まれたと言うのが一番有力な説のようでございます。
 春といいましてもまだまだ気温が低いようでございまして、重ね着、厚着をして過ごそ
 うということであったようでございます。
 最近になりましてまた温暖化を防止する意味で、室内でも暖房の温度を少し下げて厚着
 をして過ごそうという風に提唱されていますが、特に新しいことではなく昔は当たり前
 にやっていたことでございます。
 最近は原油高でございまして、ガソリンとか灯油が値上がりしております。それにつら
 れまして、石油製品も値上がりをしておりまして、また食料品もどんどん値上がりをし
 て大変厳しい時代になっております。
 その原油高に伴いまして家庭の食料品とかも値上がりしておりまして、家庭の経済が逼
 迫されているようでございますけれども、その防衛策に関するアンケートがとられたと
 いう記事が新聞に載っておりました。上位20位がランクされておりましたが、1位はな
 んと、「これからは自炊を増やす」ということでございます。
 ゛私なんかはこれ以上増やしようがないという位自炊をやっているんですけれども……゛
 そのほかに、食品を買いに行く回数を減らすとか、食材を余すところなく使い切る、或
 いは主食を米食にするというようなことも上位にランクされておりまして、やはり日本
 の食生活も相当変わってきているなということが伺えます。献立を決めてから計画的に
 買い物に行くというようなことも載っておりまして、こういうことも別に新しいことは
 どこにもなく、昔から普通に当たり前に行われていたことばかりだったようでございます。
 若い女性の答の中には、驚くべきことに、トイレは外で済ますとか、これからは酒の量
 を控えるというような答えも出てきたということで、ちょっと時代の移り変わりがあっ
 たようでございます。
 私たちが子供の頃に遊んでいた空き地でもそんなにゴミが積んであったという記憶はあ
 りませんが、靴が片一方落ちていたとか、割れた茶碗が捨ててあったとかそういうよう
 なことぐらいしか思い浮かびません。生ゴミも今みたいには出なかったような気がして
 おります。
 私の母の口癖の一つには、「魚は捨てるところがない」ということで、人間が食べない
 骨なんかは猫にあげたり、砕いて犬のごはんにしたりと、全部使い切っていたわけです
 が、大根の葉っぱにしてもお漬物とか炒め物にして、私たちは食べさせられておりまし
 たし、「最近はすでに切られて売っているようでありますけれども、」スイカの皮にい
 たるまで、漬物として処理されていたようなことがございました。
 そういうことからして、私たちは最近非常に贅沢になってきておりますが、昔、昔とい
 いましても、ついこの間の昭和のあたりのことをちょっと思い返していただければ、エ
 コ対策や物価高への対策は案外身近なところにあるのではないかと感じたところでござ
 いました。
 ありがとうございました。


プログラム委員会(岡崎 優 委員長)
「世界理解推進月間」卓話
会員卓話(菊池 平 パストガバナー)
  ビチャイラタクル元RI会長は、ロータリーの強みと弱み、弱点をこのように、こう
 言っていました。
 強みは「ロータリーは世界の奉仕団体に先駆けて、ポリオ撲滅の運動を初め水保全・飢
 餓貧困対策・識字率向上運動を世界各地で、展開したことである」と。
 そして、弱みとは「第一に、運動の継続性の欠如ということである。2番目には、ロー
 タリーはロータリーの哲学を忘れ去っている」と言ったのです。RI会長が現職会長と
 して勇気を持っての重みのある重大な発言であったと思います。
 原点回帰とは言いますが、現状のことと歴史・ロータリーの哲学を簡単に話してみます。
 少し固く難しい話にはなりますが、勉強と思ってください。
 すでに、ロータリーの友1月号に、掲載されていますように、ビルゲイツ財団から、R
 I財団に対して1億ドルのポリオプラス運動に寄付をいただきました。
 それを受けてRIは会員から同額寄付を集めるとホームページに載せたのであります。
 1億ドルの寄付がもらえるほどの、世界的プログラムであるということなのでしょう。
 ロータリーと財団の総予算は2億4千万ドルでありますから、この寄付がいかに大きい
 かお判りと思います。
 かつて、02年に同じように、ビルゲイツ財団は4000万ドルをRI財団に寄付をし
 て、RIはその倍額8000万ドルを会員から集めました。
 日本はその内、1600万ドルを引き受けて、3ヵ年にわたって、皆さんは1万円づつ
 寄付をしてきました。
 時の三木ガバナーは最終年度にあたり、もうポリオ寄付はありません、と言ったのです
 が、次年度安満年度から、このことによって、また寄付を喜んですることになります。
 どのように割り振られたのか判りませんが、私が心配するような金額ではありませんで
 した。
 1クラブ1000ドルを3年間にわたっての寄付と決りましたが、我が地区の小さなク
 ラブには負担が多いので、人頭割り寄付になると思います。
 ポリオは1979年フイリッピンで最初のワクチン接種活動が行われて以来、ロータリ
 ーは500万人の世界の子供たちの命を救ったといわれています。
 支援した金額は約6億5000万ドル、邦貨で約7,540億円、奉仕したロータリア
 ンは延べ100万人になります。
 1985年125カ国に蔓延していた、ポリオは現在6カ国、その99%が無くなった
 といわれていますが、紛争地の国にはまだ根深く存在しています。
 そして何しろ子供は次々誕生するわけですから、根絶には、まだまだ時間と費用がかか
 ることになります。国際ロータリー研究会に参りますと、この情報が良く判ります。ポ
 リオ接種のためには、道なき道を歩いて、雨期には川のようになる道を水につかりなが
 ら歩き、時には部族間闘争のなかで、身の危険にさらされての奉仕活動だと会員が発表
 していました。村に入って、そこの部族酋長の協力を得なければ、接種もできないし、
 子供も集まらないとのことでした。
 奉仕と言っても命がけのものであることが、良く判るスライドなどを見せられて、ロー
 タリーは偉大だ、ロータリアンはすばらしい、とつくづく思ったものでした。世界社会
 奉仕は、今や世界的、巨大プロジェクトとなり、世界の支持を受けているのだというこ
 とを強く認識いたしました。
 この世界から認知された、プログラムの継続、成功のためには、ロータリーは今後とも、
 会員の増強と財団寄付をし続けることになるのです。
  ここに至るまでの歴史を簡単に振り返ってみますと、かつて、ポールハリスが日本に
 来た時、会員が「何故ロータリーを作ったのですか?」と聞いたのに「寂しかったから
 だ」と答えた話は有名でありますが、その寂しさを満たすために、親睦と友愛からスタ
 ートしたロータリーは、会員間の物質的相互扶助お互いの商品売買として魅力を持ち、
 24クラブへ発展します。クラブには会計係りがいて、会員間取引を例会のつど発表を
 していました。一業種一人ということが、見事に花開きまして、このことが、初期ロー
 タリーの魅力となりました。
  奉仕という概念は、1906年ドナルド・カーターによって導入されました。初めに
 行った社会奉仕活動は、公衆便所を作ることから始まりました。
 その公衆便所ですら、百貨店組合と飲食組合と交渉すること2年の歳月を要しています。
 当時、市民はトイレを使うために、町のBARでの一杯の飲料や百貨店の買い物をして
 用を足したからであります。
 公衆トイレが出来ると、商売に影響するといって反対にあったのです。社会奉仕活動が
 単なる寄付行為でないことが、ロータリー運動の次の魅力となりました。 職業奉仕の
 概念は、それに遅れること10年後の1915年サンフランシスコ大会において「職業
 人のためのロータリー道徳律」として承認されたのでした。1910年、アーサー・シ
 ェルドンの「He profits most who serves best」「最も良く奉仕する者、最も多く報
 いられる」の言葉に代表される、職業奉仕の哲学として、また高い職業倫理として、ロ
 ータリーの魅力を作ったのでした。
 特に日本人は、東洋思想と重ね併せて、これを大事にしてきまして現在に至っています。
  国際奉仕は1921年ロスアンジェルス大会で正式に承認となっています。それは、
 国際間の理解と親善と平和を願う、グローバルな思想として、ロータリーの大きな魅力
 となりました。
  社会奉仕は、第一次世界大戦終了と同時に、苦く辛い経験から、親睦と平和の大事さ
 を痛感したロータリアンの悲願として展開され、以来、世界社会奉仕活動として、世界
 中に、開かれたロータリーとして、存在感を強めていきました。
 創立半世紀を経て、世界を視野に入れた奉仕団体となり、さらにロータリーの魅力を増
 したのでありました。
 このように、その時代の変化とロータリアンのニーズが相まって、その都度会員の魅力
 として、発展をしてきたと思うのです。
  一方で、いまや、職業奉仕理念は世界的には衰退をしてしまいました。
 1930年職業奉仕の父ともいわれた、シェルドンが退会をしまして、以来職業奉仕理
 念は衰退の一途となっていきました。
 1931年 道徳律の頒布禁止。
 1941年 RIの職業奉仕委員会廃止。
 1951年には 道徳律も廃止。
 1980年には RI細則より道徳律の文字まで削除されてしまいました。
 職業奉仕はロータリーの金看板ではなくなっていったのです。
 今から21年前の1987年に「職業奉仕に関する声明」によって、「職業奉仕の実践
 はクラブとクラブ会員双方の責務」となり、世界的に衰退をしてきまして、クラブとし
 て個人として取り組む哲学として残ったのであります。
 いまは、職業奉仕の概念は、アジア・エリアの日本・韓国・台湾に存在するだけとなっ
 てしまったのではないでしょうか。
 今年1月の国際協議会に安満ガバナーエレクトが参加された折、4大奉仕のセミナーの
 職業奉仕セッションで真面目に聞いていたのは日本人グループだけで、外国人は関心を
 示さなかったというのです。
 職業奉仕実践の受益者は実は、ロータリアン自身なのです。
 他の奉仕活動の受益者はロータリアンであってはならないと定められているのに反して、
 職業奉仕活動によって大きな恩恵を受けるのはロータリアンなのです。世界的に衰退し
 たといっても、職業奉仕の実践こそが、自らの事業を発展させる最大の要素であること
 を、忘れないで下さい。ガバナーではありませんからこのことを、大きく申し上げます。
 職業奉仕理念衰退に代わって、人道的奉仕活動が重要視され、世界社会奉仕として、ボ
 ランティア活動が活発に展開されているのが現在です。
 その最たるものがポリオプラス運動なのです。ロータリーは曲がり角にきた、いやもう
 曲がってしまった、ということをロータリー2世紀で、いま完全に曲がったと、理解し
 たうえで、クラブとしてどうするか、考える時代になったことを、現実の問題として受
 け入れなくてはなりません。
 そうは言うものの、ロータリーは、世界のニーズとロータリアンの考え方によって、す
 こしずつ変化をし、変革を余儀なくされて、100年の歴史を作って来ました。だから、
 その都度魅力ある団体として、世界的な支持を得て、100年間維持してきたのだとい
 う現実を理解したうえで、クラブを考える必要があります。まさに「先人の求めしもの
 を忘れず」「先人の後を追わなかった」のであります。だから100年の間には、いろ
 いろの危機があり、組織は大きな危機に3回遭っています。それを乗り越えて今日があ
 ると、思ってください。時間をいただいて、別に詳しく、お話をしたいと思います。
 そこで、哲学といえば奥が深く、「100人に聞けば100通りの哲学がある」という
 のがロータリーなのです。
 そこで、資料のNO1「ロータリー綱領」の入り口にその糸口があると思います。
 綱領は、有益な事業の基礎として奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を
 鼓吹育成することにある。その下に4大奉仕が列挙されています。
 ところが現状は、有益な事業をすでに持っていて、経済的余裕、時間的余裕、社会的地
 位を得て、その上に寄付を行い、奉仕の理想を鼓吹しているのではないでしょうか?
 「の」と「を」の違いが、ロータリー職業奉仕の哲学なのであります。
 例えば、ポリオの接種にボランティアの人が参加をします。人道的、倫理的、時間的、
 財政的余裕を手に入れて・また社会的地位をクリアして結果、職業上の利益を得ての奉
 仕活動であるとすれば、運動は立派なことではあるけれど、その時点で奉仕活動は完結
 します。
 しかし、同じ奉仕活動でも、ロータリアンが、それを目的とはせず、職業奉仕の理念を
 学ぶ手段として捉えるところに、期限の無い奉仕として、「奉仕の理想」を求めて、職
 業を倫理的・道徳的・に高めていくというところに喜びを見出したいというのが職業奉
 仕の哲学なのであります。別な言い方をすれば、職業教育奉仕とも言えるのです。繰り
 返します「有益な事業の基礎として」なのです。
 だから、「を」ではなく「の」であること,一字の違いではありますが、ロータリーの
 哲学の入り口であると考えるのであります。
 「決議23−34」をご覧下さい。
 これは、クラブとしての憲法だと、思います。
 この「決議23−34」だけが、ロータリーの奉仕理念について触れられていまして、
 これを理解すれば、ロータリーの哲学を理解することができます。
 此れが出るに及んで、I serveからWe serveへ少しずつ変化して行きま
 した。
 これは、職業奉仕派の人達は、本質的なロータリー活動は、職業奉仕であり、利益の適
 正配分、職業倫理高揚、自己改善、理念提唱、個人奉仕、Iserveであると主張し
 ました。
 これに対して、社会奉仕派の人達は、弱者に涙することが人間の道であり、人道主義的
 活動、実践活動が重要で、金銭的奉仕、団体奉仕になることも止むを得ないWe serveだ
 と主張して、おたがおに一歩も譲りませんでした。
 両者の対立が続いて、ロータリー分裂の危機が起こりました。
 これを解決するために、職業奉仕と社会奉仕の理念を目指して、職業奉仕を前提としな
 がらも、一定の条件の下では、クラブの団体奉仕活動を認めたのが決議23−35なの
 であります。その結果が現在の財団中心の運動になって行ったように思えます。


会報委員会:黒木 育子
編集・構成:上園 哲朗