第2334回例会/平成19年9月21日(金)
例会場:宮崎観光ホテル
出席状況(報告:長崎 秀峰 委員長)
会 員 数:71名
当日出席数:51名
欠 席:20名
出 席 率:71.83%
前々回修正出席率
9月7日 85.92%
□ゲ ス ト:
国際ロータリー第2730地区ガバナー 田村 智英 様
宮崎県中部分区ガバナー補佐 岩切 正司 様
地区副幹事 延岡ロータリークラブ 石坂 雅彦 様
□ビ ジ タ ー:なし
□ロータリーソング:それでこそロータリー
□例会プログラム:ガバナー公式訪問例会
幹事報告(前畑 智之 幹事)
*ロータリー財団募金、本日も引続きご協力をお願い致します。
*9月7日例会時ゲスト卓話を戴きました高橋尚子様からの御礼メール披露。
*鹿屋西ロータリークラブからの創立30周年式典案内説明。
*9月28日例会、観月家族会案内。於ホテル浜荘。
親睦委員会(大江 幸政 委員)
◆ハッピーボックス紹介
増田秀文会員 団体会長就任と今後のご活躍を祈念して。
藤本廣年会員、植松孝一副会長、長友敬治会員、川野良博会員
団体役務期間終了と役務お疲れ様でした。
山口賢一郎会長 お父様が宮崎CC月例杯で史上最高齢の90歳で見事82の
好スコアでホールアウトされたご健在ぶりに対して。
前田暢俊会員 宮銀経済研究所の調査月報へ「衰退化する街の活性化を考え
る」との題材で5ページに亘る見識の高い投稿に対して。
高橋雅弘会員 先週の例会で臓器移植に関する卓話を頂いた素晴らしい奥様
に敬意を表し。
会長 挨拶(山口 賢一郎 会長)
本日はガバナー公式訪問例会です。
ご紹介申し上げます、国際ロータリー第2730地区ガバナー田村智英様です。
連日の公式訪問、本当にお疲れ様でございます。
ようこそ、わが宮崎西ロータリークラブにお越し頂きありがとうございます。
本日はガバナーアドレスを承りました後に、クラブフォーラムを実施致します。
宜しくご指導下さいます様お願い申し上げます。
宮崎県中部分区ガバナー補佐岩切正司様です。
日頃からいろいろとご指導頂いております。
先日は例会訪問、そしてクラブ協議会でのご指導誠にありがとうございました。
本日も宜しくお願い致します。
そしてガバナーとご一緒にお越し頂きました、地区運営に大活躍の地区副幹
事延岡ロータリークラブの石坂雅彦様です。ありがとうございます。宜しくお
願い致します。
さて、先日ある青年が「僕はもう5年間も引きこもりなのですが、どうした
ら良いでしょうか?」と辛そうに相談をしてきたそうです。
相談を受けた人が「せっかく引きこもりになったのだからもうしばらく続けな
さい。」と答えたら、その青年はにっこりして少しこわばりが取れた様子だっ
たそうです。考えてみれば、何年も悩んで苦しんでいる彼に「それはいかん、
すぐ引きこもりを止めなさい」と言って、「はい」とはならないですよね。無
理に重圧をかけることはないのです。
ガバナー公式訪問が近づくにつれ幹事に「ガバナーが来られるけど、どうす
る?」と尋ねたところ、「そのまんまでいいですわ」仕様がないといった言い
方でした。…そうです、急に変われるわけはありません。
ありのままの私と宮崎西ロータリークラブでお迎えを致しました。
例会後のフォーラムもこのまま全員参加をして、いつものように活発な意見発
表をして頂きたいと存じます。
今年のテーマは「分かちあいの心」でございますので、お忘れなき様お願い致
します。
ありがとうございました。
ガバナー紹介(山口 賢一郎 会長)
国際ロータリー第2730地区ガバナー 田村 智英 様
1944年4月8日生(お釈迦様の降誕を祝して行う花祭りの日)
浄土宗三福寺第23世住職。浄土宗三州教区長。
大学卒業後、三菱系企業にて経理課長をされた経歴の持ち主でいらっしゃいます。
1979年(昭和54年)延岡ロータリークラブ入会。
MPHF(マルチプル・ポールハリスフェロー)・ベネファクター・米山功労者。
第2730地区64クラブ約2,500名のロータリーの牽引役として「ロータリ
ーを発信しよう」を目標に掲げられました。
ロータリークラブのポリオ撲滅への取り組みや奨学金の提供などの様々な活動を
伝えていくのが自分の役目と情熱を燃やしていらっしゃいます。
趣味は読書・インターネットそしてお酒を飲みながらの議論と伺っております。
ロータリーの教えと仏教の教えの同じところ、違うところに思考を重ねながら今
日まで来られたそうです。
ガバナーアドレス(国際ロータリー第2730地区 田村智英ガバナー)
延岡ロータリークラブの田村智英と申します。
昭和54年に家庭の事情で、東京の会社を退職しその年に35歳でロータリークラブに入会致
しました。延岡ロータリークラブは創立53年目を迎えました。その間亡くなられました吉
村パストガバナー以来29年目にして二人目のガバナーとなります。私が入会しました頃は
273地区で熊本、大分、宮崎、鹿児島の四県でしたが、昭和60年に鹿児島、宮崎が分かれ
まして平成3年に2730地区となりました。その間、延岡ロータリークラブにはガバナーの
推薦依頼が何度か参っていると思いますが水面下のことですから詳細は分かりません。私
のクラブには春秋会という、元々は明治生まれの会員および会長経験者の会があり、今で
は65歳以上か会長経験者の集まりですがその席で先輩会員にどうしてガバナーをお受けし
ないのかとハッパを掛けておりました。一昨年延岡中央ロータリークラブの方がノミニー
に指名され、高齢でしたがさすがにご立派だなあと敬服いたしておりました。ところが、
エレクトになられる前に病気を発せられてご辞退なされました。思わぬところで私のよう
な者にお鉢が回ってまいりまして固辞したのですが、どうしても受けざるを得なくなり、
その春秋会に相談しましたところ大変名誉なことであり是非受けなさいということになり
まして、なんと申しますか罰が当たった心境でした。まさに、晴天の霹靂とはこのことを
言うのでしょう。前置きが長くなりましたがそういう意味ではピンチヒッターであります。
ロータリーの友情に免じて何卒お手柔らかにお願い申し上げます。
さて、地区ガバナーとしての最初の公式訪問です。手続き要覧には「重要なロータリー
の問題に主眼を置き関心を持ってもらう」「弱体あるいは問題のあるクラブに特別な関心
を払う」「ロータリアンに意欲をおこさせ奉仕活動に参加させる」「個人として地区内に
おいて顕著な寄付をしたロータリアンを表彰する」などと記載されております。これはあ
くまで一般論であって、要するに地区内のロータリアンとの交流を図り、奉仕の高揚に務
めることだと思います。ついでですが、今年の初めにロータリー章典の日本語訳が出てき
ましてインターネットでダウンロードできます。全500数ページの本になりますがお時
間のある時にお読みになることをお勧めいたします。ロータリーの全てが書かれておりま
す。ただ、ご承知の通りロータリーは変遷が多いので全てプリントはしなくても必要部分
のみプリントされれば良いと思います。手続き要覧はロータリー章典の抜粋だそうです。
そこで本題に入りますが本年度のロータリーテーマは"Rotary Shares"「ロータリーは
分かちあいの心」であります。既に皆様のよくお聞きのことと思いますが国際協議会での
講演のコピーを持参いたしております。地区協議にご出席の皆様には全文の写しを掲載し
てあります。月信7月号にも記載いたしましたが主な部分を抜粋してお読みいたします。
また強調事項としては昨年同様「水保全、保健および飢餓救済、識字率向上、およびロ
ータリー家族」を掲げられました。このことは国際協議会に日本人の分科会で検討したと
きも、ロータリー家族以外は日本にはあまり関係がないような項目との認識でした。ただ
私が浄土宗の人権同和研修会にて、熊本のハンセン病療養所にて医師の所長から聞きまし
た話はご参考になると思いますので、少しお話させていただきます。江戸時代にも日本に
はこの病気がありまして、さげすまれていましたが共存していました。明治に入って西洋
医学が入ってきて、特効薬がないため隔離政策がとられました。その頃、熊本県において
英語の教師として日本に来ていたイギリス人の女性宣教師がライ病患者の苦しい生活を見
て救済を思い立つ。当時既に英国においてハンセン病はなかった。それは聖書上のことだ
ったらしい。そこでイギリス本国に救助を要請し、私立療養所を設立し患者の救済に当た
る。日露戦争が勃発し日本がロシアと対等に戦い、そのような大国に支援は不要として英
国の援助は止まる。そこで彼女は、時の日本政府、大隈重信総理に掛け合いハンセン病救
済を訴える。軍艦1隻の費用で国内の患者が救われると。一方、時の政府は近代国家を目
指した鹿鳴館時代であり、3万人とも10万人以上とも言われたライ病患者を国辱ととら
え、療養所の設立、患者の撲滅を目指すも特効薬はなく、最初の「ライ予防法」成立、隔
離の方向へ向かう。当時の英国にはハンセン病が無くなっていたのは、もともとインド地
方が起源といわれ、英国へ波及、しかし生活のレベルが向上すると減少する。つまり、水
の管理(水保全)、上下水道の普及と生活環境の改善、食事(栄養)等により発病の減少、
伝染性は弱い。ただしノルウェーは国際情勢によりバルト海を封鎖されて国内事情が悪く
蔓延した。このことはまさに現在の発展途上国への「水保全、保健と飢餓救済」そしてそ
のような状況から脱するための文化の向上、つまり識字率向上へのよい教訓になると思い
ます。
ロータリーが出来ることは限りがあります。しかしロータリーの援助によって救われて
いる人々が数多くいることも現実なのです。しかもそれは政治的でもなく、宗教上でもな
く、民族を超えて世界の善意のロータリアンによる、ロータリーの分かちあいから生まれ
ていることなのです。その歴史は一世紀を超え世界的奉仕団体であるロータリーは今転換
期を迎えていると思います。そのことを考えます時に、このRIテーマ「ロータリーは分か
ちあいのこころ」はまさに言いえて妙といえます。一つの組織が100年を超えて拡大成
長することは並大抵のことではありません。しかも民族、宗教、文化の異なる国々の人々
による団体なのです。ロータリアンの結びつきを保っているのはまさにロータリーの持つ
他人への思いやり、人類愛ではないでしょうか。人として生きる誇りのために、誇りすら
持てない人に対する思いやり、そのようなことがロータリーの精神のような気がします。
よく言われますように、職業奉仕がロータリーの持つ独自性であり、その上にクラブ奉仕、
社会奉仕、国際奉仕、新世代奉仕と続きます。RI創立100周年を迎えようとした頃、ロ
ータリーは会員減少に見舞われました。その危機感から規定審議会はロータリーの定款・
細則の緩和に向かい今日を迎えております。三年ごとの規定審議会も4月に終わりました
が、大きな改定としては標準ロータリークラブ定款に四大奉仕部門を含めるというのがあ
りますが、手続き上の改定は特にはなさそうです。流れが大きく変わることはないと思い
ます。組織が巨大になれば維持発展のためには、目的を達成するためにはおのずから変貌
せざるを得ません。今ロータリーは新たな100年に向かって目標を模索していると思い
ます。もちろんロータリーの原点であります超我の奉仕の精神は不滅でありますが、国情
の違いにより国際ロータリーは多様なニーズに答えていかなければなりません。日本のロ
ータリーにおきましては近年のRIの変化をよしとしない意見があることは存じております。
私もある意味では同感です。しかしここは世界のロータリー大国として度量の大きさを発
揮して、新しいロータリー活動に向かって、皆様と共に考え進んでいきたいと思っており
ます。
国際協議会におきましてはRIテーマの理解とクラブへの伝達を強調されました。つまり
地区独自のテーマをことさら設けなくてもRIテーマを主題にということでありますが、私
としての持論であります「ロータリーをもっと理解してもらう」つまり「ロータリーを発
信しよう」ということをサブテーマとして掲げたいとも思います。ロータリーは創立以来
100年を超え、しかも世界的に会員120万人を有する一大奉仕団体であり、自らの職
業倫理を持ち職業を通じて奉仕する超優良ブランド奉仕団体であります。しかしその歴史、
活動と社会的貢献からみても、日本の一般社会のロータリーへの評価、認知度は大変低い
し、本質が広く理解されているとは思えません。恐らくロータリーの概要についても知ら
ない人が大半ではないでしょうか。今までも社会奉仕活動等の報道を通じて認知を高める
ための広報の色々な努力をしてまいりましたがうまく機能しているとは言えません。国民
市民の認知がなければ今後のロータリーの発展、会員増強の明るい展望は望めません。ロ
ータリー会員の企業職場での認識すらさほど高くはないのではないでしょうか。確かに一
私的な団体であり日本における初期のロータリーは一部の先駆者、先覚者の努力によりそ
の基礎が確立されました。しかし当初のロータリーは自らの信念による奉仕の実践が目的
であり、社会からの理解や認識についてはさほど意識がなかったのかもしれません。ロー
タリー自身もそのことにはあまり関心がなかったのでしょう。これまでのロータリアンは
陰徳を積むという日本古来の考えがあったのでしょう。これからのロータリーは積極的に
社会に対して発信していく必要があると思います。社会に知ってもらうため広く公開し明
徳でいきましょう。これはロータリー財団の寄付についても言えると思います。財団を通
じて社会に貢献することは善行であり、一般社会に認知してもらうことを恥じることはな
いと思います。社会から見たロータリーへの正しい認識、評価を得てこそロータリーの存
在価値が認められると思います。その時にこそロータリーと社会が一体となり更なる社会
奉仕の糸口が見えてくると思います。そのために会員一人ひとりによる自らの家庭、職場
においてロータリーのPR、広報に努めようではありませんか。先ず会員自らの家族、職場
においてロータリーへの認識を高めていただきそれを核として社会に広く発信して行こう
ではありませんか。初めに述べましたようにロータリーは超優良ブランドであります。自
信を持って胸を張って身近なところから始めましょう。
ここ数年アメリカ、日本においては会員減少傾向にあって、最近の国際ロータリーは会
員増強が急務の課題であります。そのための本質的解決のためにはロータリーを社会に対
して大いに発信し理解を深めてもらうことが肝要と思います。時間の掛かる行動ですが、
急がば回れであります。
ボイドRI前会長はおっしゃいましたロータリーも100年が経過し新たな100年に向
かってロータリーの新たな目標を求めてと。ロータリーはすばらしい、しかし一世紀が過
ぎて世界も変化し新しい時代に適応して行くことが必要であると。これまでの奉仕の蓄積
の上に何を付加していくかが今私たちに求められている。これは全てのロータリアンにと
っての課題であり、皆で考えることによって新しいロータリーの有様が見えてくるのでは
ないでしょうか。与えられたテーマを検討するだけではなく皆でテーマを求めましょう。
ロータリーはそしてロータリアンはRIも1クラブも、そしてRI会長も我々会員も対等なの
です。前年度のRI会長テーマ「率先しよう」を更に引き継ぎ皆で明日のロータリーを求め
て行こうではありませんか。
ボイドRI前会長は今年の国際協議会において『私の前任者であるカール・ヴィルヘルム
元会長は折に触れてロータリーにおける継続性がいかに重要であるかを説いてきました。
この点においては私もまったく同感で、私たちロータリアンは一致団結のもとに、時間を
かけて、最も力を発揮できる分野に的を絞り集中的に努力を傾けることで最大限の成果が
得られると考えます。この最たる例がポリオ・プラス・プログラムです。このことを踏ま
え、私が会長年度に選んだ強調事項である「識字率向上」「水保全」「保険と飢餓」「ロ
ータリー家族」をウィルキンソン会長エレクトが引き続き選ばれたことを私は心から嬉し
く思います。』と。
2007−08年度RIテーマ"Rotary Shares"「ロータリーは分かちあいの心」ならび
にRI会長賞プログラム、および会長の奉仕の強調事項が「次年度の重点推進項目」である
ことは申すまでもありませんが、地区の目標としまして「ロータリーを発信しよう」を合
言葉に、各クラブは次の点を推進していただきたいと思います。
○会員増強
クラブの活性化と広報「ロータリーを発信しよう 家族から職場から」そして新会員の
増強と会員の維持(退会防止)
○奉仕部門
各奉仕部門を棚卸し、時代のニーズに沿ったクラブにふさわしい活動を継続的に。
社会、国際、新世代奉仕へ財団地区補助金やマッチンググランドの活用を。
○ロータリー財団
財団の活動を全会員へ知ってもらう。一人年間100ドルを目標に。
○米山記念奨学会
普通寄付年間一人1,000円増を目標に。
特別寄付と併せて一人10,000円を目標に。
○2008年6月ロサンゼルス国際大会へ地区から100名以上参加を目標
地区でツアーを組みます。各クラブへ参加申込書を送ります。
ロータリーの精神を具現化する手段がクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、新
世代奉仕であり、日本においては米山記念奨学会への寄付であり、世界的にはロータリー
財団への寄付であろうと思います。会員それぞれの思いを形あるものにするために一緒に
頑張りましょう。
最後に地区とはRIの管理の便宜上結び付けられた一群のロータリークラブの所在する地
理的地域である。ロータリーの地区の活動ならびにその組織は個々のロータリークラブが
ロータリーの綱領を推進するのを助けることを唯一の目的とするものであり、地元レベル
においてロータリークラブや個々のロータリアンが提供するいろいろな奉仕を減殺するこ
とがあってはならない。(ロータリー章典17.010.1)肝に銘じて努めさせていただきます。
会報委員会:川崎 浩聡
編集・構成:上園 哲朗