第2308回例会/平成19年月16日(金)


行事予定告知板
・3月25日(日)国分中央RC20周年式典 於 ホテル 京セラ
・3月30日(金)「観桜会」 18:00〜 例会 例会終了後 懇親会 於 垂水公園


会長挨拶(井手脇 万詔会長)
 本日は、ゲスト卓話です。料理研究家の「中島貞子」さまでございます。MRTラジオの「貞子のまるごとゴチソウサマ」に出演中の他、テレビ・ラジオにも多数出演されております。宮崎社会保険センターの講師でもございます。よろしくお願いいたします。
また、日頃よりクラブに対しましてご指導ご助言を頂いております、宮崎県中部分区の大迫三郎ガバナー補佐をお迎えいたしております。色々とアドバイスをお願いいたします。
 残念なご報告を申し上げなければなりません。わがクラブの元会員で第37代会長を務めていただきました「村上四朗」氏が、3月9日に逝去されました。豪放快活な方で、我がクラブを盛り上げて頂いた方です。心よりご冥福をお祈りいたします。
 ニューフレンドの「菊池慎一郎」会員を紹介します。クラブの雰囲気に少しは慣れて頂けたのではないでしょうか。期待しています。
 今の世の中インスタント食品流行りです。その草分け的存在が、「食足世平」(しょくそくせへい) 食が足りてこそ世の中が平和になるとの信念で、生涯現役を貫かれた「日清食品」創業者 安藤 百福さんです。1月5日、96歳で逝去されました。「即席めん」の生みの親としても話題の人でした。
 私たちの家庭には必ずと言っていいほど、即席めんが置いてあります。今まで一度も即席めんを食したことが無いという人はいないぐらいです。
 手間、隙をかけず、時間をとらず、「いつでも、どこででも」食することのできる便利さが受けているのだと思いますが、片一方で飽食の時代での、家庭での子どもに対する愛情のあり方、母親の優しさを味合う機会が段々希薄になっていくことは非常に寂しいものがあります。本日ゲストとしてお迎えいたしております「中島貞子」先生の料理のお話は即席ではなく、本物の料理のお話が聞けるものと期待しているところでございます。

幹事報告(西岡 昌志幹事)
1. ネームプレートの新しいものができました。4月から変えたいと思います。
現在使用のものが欲しい方はお持ち帰りください。
2. 本日例会終了後、理事役員会を行います。

出席委員会(比江島 昌信会員)
 本日の出席状況(前記のとおり)
・8週連続ホ−ムクラブ出席表彰会員
西岡、増田、田畑、会員 おめでとうございます。

親睦委員会(岡崎 優SAA)
 なし
・SAA なし

本日の例会プログラム
紹介者 日高久夫 プログラム委員会副委員長
卓話者 料理研究家  中島貞子 先生
 こんにちは。中島貞子です。
私は現在主に宮崎市内で料理に関する仕事をしています。
 5つの料理教室もいつのまにか15年くらい続いたものばかりで若い人よりも60歳以上の女性が多くなりました。おもしろいもので年配の生徒さんは今はやりのイタリアンや洋風の献立を喜び、若い人は野菜の煮しめや白和えなどの作り方を知りたいといってきます。
 皆さん家族の喜ぶメニューを学ばれるんですね。
25年も料理を教えてきたのですが、最初は手探りで、独学でしたので大変でした。その中でスローフードという言葉に出会いました。スローフード運動はイタリアでおきた運動ですが、どこでも画一の味をしたファーストフードに抵抗してできた運動です。
 伝統のある食材を守り、小生産者を守り、家庭の味を大事にするという運動は、食べ物が氾濫する現代にあって、何を基準に食材を選び、どのような料理をつくればよいのかを教えてくれるものでした。
 5年程前に宮崎にもスローフードの支部があることを知り、驚きましたがとにかくすぐに入れていただきました。1万円払えば誰でも会員になれるんです。
 宮崎綾支部の会員になってからすぐに第一回目の、テッラマードレという世界大会に参加させていただきました。イタリアのトリノで行われたものですが、130カ国5000人の大規模な会議場は色とりどりの民族衣装で彩られ世界の広さを改めて実感させられました。アフリカの会員からは食糧のシェアーの問題を、協会からは動物や植物の種の絶滅に関するものを提起されました。日本で捨てられる食糧でアフリカの一つの国が飢えから救われるといわれています。種の保存では身近な事柄として最近山羊とか見なくなったなあと昔子供の頃に飲まされたあの臭い乳を思い出したりしました。1度失った種を2度と作ることが出来ません。人類にとっても大きな危機につながる問題なのです。
 昨年の国際会議のテーマは地球環境でした。持続可能な農業や漁業、生物多様性の問題など、こうなると私などにはむつかしくてわからないのですが、スローフードのテーマもますます広がっていくばかりです。中でわたしが関心をもっているのが子供達の食育です。
 今年に入って宮崎綾スローフード支部は宮崎ガスのクッキングルームをお借りしてキッズ料理教室を開催しました。同時にいろいろなアンケートも取っています。意外に子供達はお料理が大好きで小学生の低学年でももっといろいろなお料理を教えてということなんですね。そして子供達は学校の給食よりもお母さんが作ってくれる食事が一番好きだというのです。また保護者のアンケートでも家族や子供達のために料理をするのは楽しみといっているのですが、そのためにはもっと栄養のことや調理法を学びたいといっています。
 私の教室の生徒さんは大体子育てが終わってから勉強に来ます。そして言うのです、もっと早くくればよかったと。子育ての頃は忙しくてそれどころではなかったらしいのです。
 それではどのくらい早くくればよかったのでしょうか。私は思い切って小学生の高学年時に料理の基本技術を学習させたいと提案したいのです。私も最初につくったのは6年生でした。遊びの感覚で物つくりの初歩として、ごはんを炊いておにぎりを作ったり、おでんをつくったりすることで作り方とともに、本当の味を覚える。3年くらいの間に調理基本を身につければ子供達の長い人生の中でどれだけ役にたつことでしょうか。閉塞感ばかりが子供達にのしかかっているような時代ですから、おいしいものを食べる幸せを自らの手でかなえられることを教えることも大人の役目だと思うのです。微力ですが私も今後機会をみつけてはお手伝いしたいと思っています。
 本日はありがとうございました。
・本日の司会 日高久夫 プログラム委員会副委員長
(週報担当:藤本 廣年)