第2243回例会/平成17年10月21日(金)
会長挨拶(林 務会長)
それではまず、ゲストのご紹介をさせていただきたいと思います。本日の卓話を頂きます財団法人 宮崎県暴力追放県民会議 専務理事の里岡俊男様でございます。後ほど卓話を頂きたいと思います。
記録紙の編集と会計処理という作業は残っておりますが、地区大会が無事終了しました。実行委員会の皆様に対し、心からご慰労申し上げたいと存じます。 翌日、菊地Gより「今週の例会は欠席するが、くれぐれも皆様に感謝申し上げます」との言葉をお預かりいたしております。
新たな取り組みでスタートした今大会が、会員数減少という厳しい環境にもかかわらず、それなりの成功を収めることが出来ましたのも、志多実行委員長の下、全ての会員が"西クラブの誇りと名誉"をかけてご協力いただいた結果であり、10年前の竹内G年度の地区大会もそうでありましたが、改めて我がクラブの団結力といいますか結束力に敬意を表したいと存じます。さて、会長就任挨拶で申し上げた2つの事業のうちの1つが終わりました。残るはクラブの活性化であります。会員増強、出席率向上をはじめ、取り組まなければならない問題がいくつかあります。来春には「ライラ」のホストという事業も舞い込んで来ました。
どうか、この地区大会で発揮していただきました「クラブを愛する」気持ちで、今後のクラブ運営にご協力賜りたいと存じます。
幹事報告(日高 均副幹事)
延岡東ロータリークラブの創立40周年記念大会のご案内が参っております。平成18年、来年の1月21日土曜日 午後3時半より受付、4時半より式典というご案内でございます。場所はガーデンベルズ延岡 登録料が会員1万円、ご婦人方3千円です。ご参加のご希望の方は事務局までご連絡を頂きたいと思います。
それから、本日はクラブの理事会となっております。例会終了後に1階の方で理事会を開催いたしますので理事の方々はどうぞ宜しくお願いいたします。
出席委員会(田畑 利春会員)
本日の出席状況報告(前記の通り)
出席委員会委員長より、先の地区大会に出席された方は1回目は2週間以内にメーキャップをして下さいとのことです。また、後の1回は林会長年度内に使えると言うことですので、その旨ご報告申し上げます。
親睦委員会(金丸 宣裕会員)
ハッピーボックスの紹介
・地区大会が終了しました。本当にお疲れ様でしたという事で全員にハッピーを頂戴いたします。
・衛藤清隆会員 地区大会ゴルフコンペで優勝しました。ホストクラブであるまじき事で、大変申し訳ございませんでした。でも、ゴルフの腕前はさすが益々のご活躍を祈念してハッピーを頂戴いたします。
・小川雅也会員 地区大会で娘がオープニングソングを歌わせていただきました。何とか無事に歌詞も忘れずに出来ました。早速当日のCDを上園哲朗会員が作ってくださいました。皆様に心より感謝申し上げます。
・吉田多穀会員 地区大会本会議においてソングリーダーとして2度も登壇・ 仲間の心配もよそに最後だけはピタッと決まり、見事に大役を果たされました。今後の益々のご活躍を祈念してハッピーを頂戴いたします。
地区大会幹事(山口 賢一郎会員)
皆様こんにちは。本日は、ボックスに地区大会慰労会の資料を入れておきましたのでごらん頂きたいと思います。
私たちのクラブが主管を致しました地区大会も成功裡に終了することが出来ました。ひとえに皆様方のご協力のたまものと心から感謝申し上げます。本日は実行委員長と副実行委員長がお休みでございますので実行委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。つきましては、地区大会の慰労会と実行委員会の解散式、そして菊地ガバナーの中間激励会を開催したいと思います。何もかも、ついでにやってしまおうというような文章に見えますが、実は一つ一つ大変大事なことでございますので、11月2日水曜日18時30分からホテルメリージュで会費4,000円で開きたいと思いますので、皆様たくさんのご出席をお願いいたします。
ここで米山功労者の盾が日高文雄会員と日高 均会員に届いております。林会長より授与をしていただきたいと思います。
米山功労賞授与式(林 務会長)
米山記念奨学会から米山功労者の盾が届いておりますので、今からお渡ししたいと思います。
(日高文雄会員、日高 均会員に林会長より盾の授与がありました。)
なお、当クラブにも米山功労クラブということで表彰状が届いております。先の例会でご案内申し上げましたように我がクラブ、累計900万を突破したということで宮崎西ロータリークラブに対して第九回目の米山功労クラブの表彰状が届いております。以上、ご報告申し上げます。
ゲスト卓話(里岡 俊男氏)
住所 宮崎郡清武町池田台
氏名 里岡 俊男(60歳)
経歴 昭和38年4月 宮崎県警察官拝命
昭和61年4月 宮崎北警察署刑事第一課長
平成3年3月 刑事部捜査第二課暴力団対策官
平成7年3月 生活安全部生活保安課長
平成8年3月 高岡警察署長
平成10年3月 警務部監察課長
平成12年3月 日向警察署長
平成14年3月 警務部主席監察官
平成16年1月 宮崎北警察署長
平成17年4月 財団法人 宮崎県暴力追放県民会議 専務理事
ただいま、紹介いただきました里岡でございます。
歴史と伝統ある「宮崎西ロータリークラブ」にお招きをいただき、お話しする機会を得ましたことは大変有り難く光栄に存じております。只今、経歴を紹介いただきましたが、42年間の警察官生活、そのほとんどを刑事警察の分野で過ごさせてもらいました。
その中で、暴力団の事件や重要事件の検挙で悪いやつをやっつけたときなど、社会正義が実現できたと良い思い出となっております。特に、平成3年と4年の暴力団対策官時代ですが、暴力団対策法が施行されまして、内部に対する教養、指定暴力団の情報収集、財団法人の設立、暴力追放運動の県民運動への展開など県民の皆様の理解と協力を得て、暴力追放運動が県民の中に定着していったことが一番の思い出となっております。
そのような経緯もございまして、この度、財団法人の専務理事として就任させてもらっております。
平成4年4月に設立されました財団法人も13年目を迎えております。この間、県民の皆様をはじめ警察当局や関係機関・団体の強力なご支援のもと年間約2,000万円の予算を持って「広報啓発活動」「暴力相談活動」「事業所責任者講習」「公務員対象の不当要求防止研修会」など幅広い活動を展開しているところであります。
しかしながら各種の暴力団排除活動や警察の強力な取り締まりにもかかわらず、暴力団などの反社会的勢力は、依然としてその勢力を伸張しながら各種の犯罪に介在して違法・不当な要求を繰り返し、県民に多大な不安と脅威を与え続けております。
特に、生き残りをかけて従来方のみかじめ料などの用心棒代や覚せい剤、賭博などの資金獲得活動に加え、民事介入暴力、企業・行政対象暴力と拡大を見せており、現在社会問題となっている架空請求やオレオレ詐欺などの「振込め詐欺」などにも深く関わるなど一般市民が直接不当な要求を受け、県内でも多数の被害が発生しているのが現状であります。
このため、事業所の責任者講習や公務員対象の不当要求防止研修会、民間の暴力追放組織の支援など年間約70回、約3,500人に対して、被害防止の観点から暴力追放や暴力団対策要領等の講習を実施しているところであります。
暴力相談活動につきましては、年間約130件程度の相談を受理しておりますが、警察と民事介入暴力対策委員会の弁護士と財団法人で民防チームを編成してマンションから暴力団を退去させた事案、駐車場での自損事故を駐車場の管理が悪いと損害賠償を要求した暴力団に警察署長が中止命令を発出した事案、えせ同和を名乗る者から行政と工事現場代理人に対する下請参入の要求事案などがありますが、それぞれ適切な対応要領等を指導しているところであります。
次に、宮崎北警察署での街頭犯罪総合良くしたい策など総合力の発揮についてお話ししたいと思います。@LF 平成14年全国の刑法犯の犯罪発生は280万件と戦後最高の発生を見たところでありますが、このため全国警察が街頭犯罪総合抑止対策を講じることとなったわけであります。
アメリカでは、「窓割れの理論」として、地下鉄の落書きに始まり、空き家の窓ガラスが1枚割れると、そこは不良青少年のたまり場となり、薬物の売人や売春婦が集まり、治安は一気に崩壊することから、小さい犯罪も検挙して早め早めの対策を講じる必要性が論じられておりました。
また、ニューヨーク市警におきましては、毎月1回、各分署での犯罪発生状況とその対策、そのための予算や人員の確保などを検討させ、市警本部で「コムスタット会議」を開催して取り組み、相当の効果が挙がっているそうであります。
このようなことを参考にしながら宮崎北警察署では、1対策1作戦と称して「街頭犯罪総合対策」と「実務能力の向上作戦」を展開したのです。街頭犯罪総合対策につきましては、管内を6ブロックに分けて、毎月1回交番・駐在所および刑事係員との検討会を開催して、犯罪の発生状況、犯人像、ぞう品の流れ等を分析し、各ブロックで警戒予防する場所や検挙目標事件を設定させて取り組んだところであります。
その結果、暴力団員絡みの10数名共犯の窃盗事件の検挙をはじめ相当の効果が挙がったと思っております。@LFまた、重要事件等では、捜査体制に無理が生じないように、この10数名の窃盗事件では、13名からなる少年探偵団という専従体制を発足させ、オレオレ詐欺等の捜査本部体制も充実させたほか、宮崎市永楽町周辺で発生していた連続放火殺人事件や母親と妻および暴力団員による殺人死体遺棄事件につきましても、警察本部の特捜員等の応援を得ながら十分な捜査体制を取ったところであります。
ややもすると縦割りの組織にありましては、それに縛られて総合力を発揮できないのですが、その時々の事件の規模等により柔軟な体制を確立したことで、相当の効果を上げることができたのではないかと思っております。
また、私は、ここ7年くらい、地産地消スローフードクラブを5人くらいで結成しておりまして、このような総合力を発揮して、重要事件等が検挙されたときには、栄養会等を開催したのも総合力の発揮につながったのではないかと思っております。
次に、警察経歴の中で、5年間の監察の仕事にも従事しておりました。特に、平成11,12年は、全国で不詳事案が続発し、「警察刷新会議」が設置され、「警察改革要綱」が制定されて取り組んだところであります。
また、情報公開法や最近では個人情報保護法などが制定され、行政はもちろん各企業等に起きましても透明性やコンプライアンスが求められております。
特に、トップとしての危機管理につきましては、危機管理研究会の資料の中からですが、
一つには、職場のどのようなポストに、どんな職員に、どんな時期に危機が発生するのか、危機の感知力一つには、内部や社会全体に与える影響等危機の評価力
一つには、危機が発生した場合、迅速に、しかも効果的、効率的な解決能力を身につけることが必要であると解説してありました。
このようなことを参考に不詳事案の防止に取り組んできたのですが、事務量の多いポストや専門分野、能力不足の職員等に危機を察知して取り組んでおりました。また、1回指導したところには、その後を検証して確認することが重要であると感じておりました。
また、処分のあり方につきましては、その場でうまく処理したのではなくて、適正な手続きによって、適法に処理するように指導がなれされておりましたが、透明性やコンプライアンスの時代当然かと思います。
暴力団対策におきましても、この危機管理は同じでございまして、職場のどのポストに暴力団が来るのか、その解決には、その場でうまく処理したのではなくて、透明性を求められていることを考えますと、やはりコンプライアンスに則った解決が必要であると思っております。
私は、これからも安全・安心な社会の実現に何か役に立つよう努めてまいる所存であります。
終わりに、本日ご出席の皆様方の益々のご発展とご健勝を祈念しまして私の話を終わらせていただきます。
ご静聴ありがとうございました。
(担当:金丸禮三)
(写真撮影:児玉貫太郎)