第2225回例会/平成17年6月3日(金)
会長挨拶(小田原 義征会長)

 先週のインフォーマル・ミーティングでは、大薗情報委員長と、田崎博俊会員に解りやすくロータリーについて説明していただきまして有難うございました。
 新会員歓迎会では、吉田委員長始め親睦委員の皆さん色々と気をつかっていただき、時間オーバーしてまで懇親を深めることができました。なお、マイケル会員には美味しい料理、ワインと、ご協力有難うございました。
 6月はロータリー親睦活動月間です。
 趣味や職業活動を通じて国際親善と奉仕に貢献していると言われております。今回シカゴの国際大会参加もその1つであると思います。
 本日はダリア賞の贈呈式となっております。宮崎西RC10周年の時に人に対する思いやりが奉仕の基盤であるとダリア賞が制定されました。
 木村春栄先生は「思いやりのない世の中は本来の人間社会ではない」と申されておりますので、ダリア賞の理念と合致致しております。
 日経新聞の私の履歴書で最近感動した人を御紹介します。
 79歳の免疫学者、石坂公成、叔父に経団連会長を務めた石坂泰三がいる。東京大学医学部卒業で、父母も将来は医者になってくれるものだと思っていたはずが、夫婦とも基礎医学(細菌・チフス菌を使った実験)学者になった。40年前、羽田から3ヶ所経由して36時間かけてロサンゼルスに到着。
 アレルギーを起こすヒトの抗体(レマギン)の検出にヒトの皮膚、本人の背中、奥さんの背中「レマギンが1gEに属する抗体である」発見。一連の実験したのは私自身と照子(奥さん)そして白人、黒人の4人であった。忘れ得ぬ患者が二人いる。
 一人は小児喘息研究所に入院している16才の少年、アトピー性皮膚炎で血清中の1gE濃度が普通の人の20倍、年2回500ml提供してくれ退院してシカゴの自宅に帰った後も、デンバーにやってきて提供し、謝礼や旅費は帰りがけに全て病院に寄付していた。「自分の血液がお役に立ててとてもうれしい」と言ったそうです。 もう一人は1gE骨髄腫の患者で血清の中に非常にめずらしいたんぱく質がある。亡くなるまでおよそ1年間で40@GA@01ァ無償で提供した。この血液、その後20年間世界中で使われ、1gEに対する抗体はほとんど彼の血清を使って作られた。彼は結果的に医学に多大な貢献をした。
 昔のことと言ったらそれまでだが、少なくとも40年前は人々の善意が科学の推進力になっていた。
 この様に人間関係と善意は心温まるものであったと言われております。これも超我の奉仕の一つでしょうか。


幹事報告(森重 勝雄幹事)
ヨ例会変更(裏表紙に記載の通り)
ヨ新会員候補者の用紙を配布しています。ご審議よろしくお願い致します。
ヨ20日向東ロータリークラブより創立30周年記念例会のお礼状が届いています。
ヨ20ロータリー100周年記念コインの銀貨(1枚8,400円)が発売されるそうです。
 お問い合わせは、事務局までお願い致します。
ヨ「手続き要覧」という冊子がウインドウズのヘルプでもご覧になれるそうです。
ヨ米山梅吉記念館より「米山梅吉の跫音」を各クラブに寄贈していただいた。
 個人注文は、事務局までお問い合わせ下さい。


出席委員会(金丸 憲一委員)
 本日の出席状況(前記の通り)
 なお、来週6月10日は、100%例会になっておりますので、ご協力よろしくお願い致します。


親睦委員会(ブラッドリィ ヤックスリィ委員)
ヨ6月の結婚祝い 植松孝一会員、喜島健一郎会員、 古賀 保会員、日高久夫会員、 森重勝雄会員、
ヨ6月の誕生祝い阿南育男会員、岩切承自会員、 ]一止会員、金丸憲史会員、 矢野温三会員、


45周年実行委員会(井手脇 万詔委員長)
 大変遅くなりましたが、4月8日に実施をいたしました45周年の収支の報告をさせていただきたいと思います。皆様方のお手元に報告書が入っていると思います。収入合計2,022,300円、支出につきましては1,898,857円、残額の123,443円は、社会奉仕基金の方に返還させていただきたい、と思っております。ちなみに実行委員会も先月の30日に解散式をいたしました。ありがとうございました。


次期組織図報告(日高 久夫次期幹事)
 次年度幹事を仰せつかりました日高です。お手元の組織図をご覧下さい。皆さん笑顔で了承して下さい。よろしくお願い致します。


SAA(衛藤 清隆副幹事)
ヨ誕生日、結婚月の方々にハッピーを頂戴します。ちなみに大塚は88歳の米寿です。改めてお祝い申し上げます。
ヨ竹内三郎会員  私の家内の弟が、先週の木曜日午後7時UMKテレビのクイズ番組に出演し、15問全部正解し、賞金1,000万円を獲得しました。私たちには配当がありませんでしたが、身内の喜びにハッピーを出します。
ヨ喜島健一郎会員 5月29日の地区協議会で地区予算の説明を致しましたが、菊地ガバナーエレクトと言うべきところ、菊地パストガバナーと2回も言ってしまいました。
ヨ日高 均会員、川野良博会員、岩切承自会員 5月19日岐阜で伊集院元会員と旧交を温めてまいりました。
ヨ吉田信一郎会員 5月8〜15日、第2回オランダ旅行、無事に帰ってきました。
ヨ阿部倫也会員  阿部チャン日向路を行くシリーズで16年度宮日広告特別賞を受賞
ヨ前畑智之会員  母校駒澤大学バレーボール部、先日行なわれた入替戦で21年ぶりに関東一部リーグへ復帰。31年前にレギュラーとしてプレーした私にとっても久しぶりの後輩の活躍に興奮し、大変喜んでおります。
ヨ吉田多穀会員、志多克彦会員 本日は、「測量の日」ということで。
ヨマイケル・インディゴ会員 2週間前マイケルSAAが計量と測量を間違えて計量の日のハッピーをとりました。注意不足のマイケルSAAにスマイル。


職業奉仕委員会(西岡 昌志委員長)
本日は、2005年度のダリア賞授賞式ということで、受賞者の木村春栄さんをご紹介したいと思います。現在、宮崎教会教会学校教師をなさっておられます。木村さんは朝鮮で生まれ、朝鮮の師範学校をご卒業後、戦後ご主人の郷里である宮崎に来られ、昭和28年、橘保育園を皮切りに、信愛幼稚園、共愛幼稚園などを舞台
に、35年間にわたり宮崎の幼児教育の現場を支えてこられました。また、現在も教会学校の教師として活躍され、50年間子供たちの教育に専念されておられます。一貫した教育理念は「心の教育」で、「強い心を育てることにより、人には思いやりも優しさも生まれる。思いやりのない世の中は本来の人間社会ではない」が木村さんの持論です。幼稚園を退職後も子供たちを相手に絵本の読み聞かせ教室を開いたり、今でも子供の教育には熱い思いをもっておられます。このような木村さんの生き様は、まさにロータリークラブが提唱する職業奉仕そのものであります。
ダリア賞受賞者(木村春栄さん)
ー心ある教育の場を 皆様!今日は……。アイヌ語では「今日は」の意味は、「あなたの心にふれさせて下さい」という意味だそうです。随分前に或る講演会でお聞きし、すごく感動したことを覚えています。私も此の意味をこめて、只今ご挨拶した次第です。此の度は私のような者にロータリークラブの「ダリア賞」受賞の喜びをお与え下さって本当に有難うございました。教会で牧師先生にご連絡を頂いた時は、驚きと恥ずかしさですぐにお返事が出来ませんでした。しばらく余裕を頂いてお受けするご返事をいたしました。此の教育界には、私以上にふさわしい方がたくさんおられるのにと思いましたが、ご推薦頂きましたことを素直に受け止めてお返事いたしました。これはひとえに多くの方々との出会いの中で交わり、お支えを頂いたり、何よりもたくさんの子ども達から勇気とパワーを毎日のようにもらって、50年間と云う年月を継続することが出来ました。本当に人と人との出会いは目には見えないけれど、すごく大きなパワーが渦巻いているように思います。そんなことを考えながら、今此の場に立たせて頂けたことは、只感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございました。
^子どもの本質的なものは何時の時代も変わらない。 素直で美しい心をもって此の世に生まれて来たのです。そしてどんなに小さな赤ちゃんでも、又幼児でも全身を感性にして親やまわりの大人たちの姿を心にうつして受け止めているのです。此のように天使のような幼な子に、はじめに言葉をかけるのは父親であり母親ですが両親がいつも心のこもった言葉を語りかけられてこそ、子どもは人間として育っていくのではないかと思います。心のこもった言葉こそ幼児の心を育てる事ではないでしょうか。家庭こそ心を育てる出発点です。子どもと向き合って真摯な気持ちで話しましょう。
_「教育」教育とは教え育てる事だと誰でも承知していることですが、今の社会は「教えること」に全力を注いでいるように思えてなりません。「育」の方はどんなでしょうか。「子育て」という文字や、お話しはよく耳にしますが、親や先生は「育てる」をどのように考え、子どもを見ているのでしょうか。事例ー5歳のK君は女の子をたたいて泣かした。理由は自分のハサミをだまって使い、K君をにらんだため、室内が騒然となり、K君の手をもって廊下で話し合う。私は云った。「マリちゃん、貸してね!って云えばよかったのにね。マリちゃん痛くて泣いているからゴメンネって云うか?」K君「ぼくゴメンネを云わない」私「どうして?」K君「だってぼく又するかも知れんもん」と怒った表情で云い返す。私「そう、じゃ云わなくてもいいわ」それからお弁当の時間になり、私はまりちゃんの隣に坐り、全体に目配りをしながらふとK君と目があった。K君はマリちゃんの方を見ながら私の傍まで来て耳元で「先生!ぼくやっぱりゴメンネ云うよ」と小さな声で云った。私は彼に謝ることを押しつけようとしていたのかと思った。K君は5歳の頭で考え、5歳の心を動かし、自分で考え、自分で決めたゴメンだったのです。
`人間の育ちは先ず家庭から 子どもを育てる中で心しておきたいことは、人間(子ども)には自然に育っていくものと、教えなければ育たないものがあります。とがめる心は自然に育つが、感謝の心は教えなければ育たない。聖書の中から「4つの種子」の話<イエスのたとえ話>一番はじめに蒔かれた種は固い地に落ち、鳥に食べられた。二番目の種は石だらけの上の少ない所に落ち、すぐ芽を出したが、根がないために枯れてしまった。三番目の種は茨の中に落ち、茨が伸びておおいかぶさり、実を結ばなかった。四番目の種は、良い土地に落ち、芽生え育って実を結んだ。これを家庭、学校教育側より考え、子ども一人一人を大事に育てて欲しいと思います。
a絵本の読み聞かせの中で 「絵本は嫌い」と云っていた女の子が一週間毎(土曜日)にかたくなな心を開きはじめた。特に『くろべえまってろよ』(灰谷健次郎作)にものすごく興味を持ち、「先生面白かった」と椅子から立ち上がって喜んだ。※絵本内容省略私は思いました。耳と心を喜ばせる絵本やお話しは、子どもたちの心を静かに開いてくれるのだと再確認したことでした。彼らにいろいろなことをたくさん経験させて、やがては他人の喜びや痛みをわがこととして受け止める事の出来る人間に育って欲しいと思います。思いやりの心も又然り。感動こそ心の教育と胸をはって云いたいですね。
b終わりに 古いことばですが「三つ子の魂百まで」を再度掘り起こしてみましょう。そして優しさの中にも凛としたきびしさがのぞいていた昔の両親から受けたものに無駄はなかったということをー。たくさんの問題をかかえこんでいる今の家庭、学校、社会の渦の中でどうか道が開けるように、子どもたちが幸せを掴むことが出来るように願い、お祈りしています。
(担当:押川幸男)