第2213回例会/平成17年2月23日(水)
会長挨拶(宮崎ロータリークラブ会長 弓削達雄)
皆さん、こんばんは
只今より、宮崎県中部分区の合同例会を始めます。
この合同例会は初めての企画でございます。
 今回の合同例会は宮崎クラブが運営を担当することになりましたので、私が代表してご挨拶をさせていただいております。
 この企画は、今、この壇上におられます各クラブの会長さん方が、会長エレクトの時に創立100周年を記念して何か一緒に出来る行事はないかと考えて思いついた訳であります。「多くのロータリアンが一堂に会して奉仕の精神を盛り上げればこれが立派な百周年記念事業である」と判断致しました。
 皆さん御存知の様に百年前の今日、日本では明治38年に当たりますが、アメリカのシカゴでロータリーが始まりました。その後、奉仕に対する考え方の変遷はありましたが、友愛・親睦・社会奉仕の理念は百年を通して根本に流れ続けています。
 現在世界166ヶ国にロータリークラブが出来まして、クラブ数は31,900クラブ、会員総数は122万人に達しています。これまでにロータリークラブは全世界の飢餓に苦しむ人達の救済・ポリオ撲滅・そして大きな災害への支援等に多大な業績を残してきております。
 今日この百周年を迎えて再度ロータリー精神を見直し、なお、一層意義ある奉仕活動に取り組んでいかなければならないと心に誓っている所であります。
 今日の中部分区の合同例会は、全会員が親しく交流する絶好の機会であります。
 お互いに胸襟を開いて、百周年を祝いながら友好を深めていただきたいと思います。
 挨拶を終わります。ありがとうございました。


幹事報告(日高大仲 宮崎ロータリークラブ幹事)
1.出席率@LF  全会員 456名
出 席 278名
出席率 60.96%


2.田中晴敏 IM実行委員長(高鍋ロータリークラブ)
3月27日のIMへの出席依頼あり


3.高鍋ロータリー 杉村徳之助会員より
スマイルBOXあり


(岡崎 優委員長)
本日の出席状況報告(前記の通り)



岩下パストガバナー卓話
御指名を頂きました岩下でございます。私も格別ロータリーで勉強しているわけでもございませんので、皆様方御承知の事しかお話しできないかと思いますが、お許しを頂きたいと思います。時間がございませんので、早速始めさせていただきます。
 現在のRI会長エステスさんが、去年の今頃RIの会長エレクトでガバナーエレクトの世界協議会で話をされた事の中から特に印象深かったことをピックアップしてまずお話しをしたいと思います。
 このエステスさんが、ロータリークラブにおはいりになられたのが、1960年です。ですから40年ちょっと前なんですがフロリダ州のジャクソンビルのロータリークラブにおはいりになられました。ロータリークラブにおはいりになられてまもなく地区大会がございまして、その登録委員会で奉仕をするように依頼を受けました。 ある日のこと、地方の大手デパートの管理責任者から電話がありました。この地区大会に登録する人達にクレッジトカードをやりたいからその名前を教えてくれということだったそうでございます。エステスさんは、クレジットカードをもらうということだとロータリアン全員に信用調査をしなければいけない。だからすぐにお名前を報告するわけにはいかないと返事したそうでございます。その責任者が言うことには、ロータリアンならロータリアンと言うそれだけでクレジットカードを発行しても大丈夫なんだと言われたそうであります。これが一つでございます。 それから、エステスさんの友人のスイスのボブバースパスト会長と書いてありますが、1993年から1994年のRI会長ではないかと思います。この人がエステスさんの講演の中に出てくるのですが、ロータリーバッジをつけている人間を次のように語っていました。私を信頼して大丈夫です。ということです。私は頼りになります。私は信用に値します。私は受け取るよりも多くを与えます。私はあなたの役に立ちます。これは全てどのロータリアンにもあてはまる言葉であるとそのパストガバナーは言ったそうであります。この二つでございます。皆さんはいかがお考えかと思います。 私達がロータリークラブに入りました時先輩方が言うには、これをつけておると外国旅行をしていても、税関でも、入国管理局でもフリーパスだったということです。それと1929年に始まる世界的な大恐慌の時、ロータリアンは倒産しなかった。これはちょっと大袈裟だと思いますが倒産する人が少なかったということでございます。そういうことで私達の先輩方がよく言ったことは、我々は先輩の遺産を食っているのだ。先輩にこのような立派な人がいるので我々も信用があるのだという話を読みまして、我々が後に続く後輩ロータリアンに何を残すべきか、何を残してやらなければいけないか、ということです。これを創立100年になった今、改めて考え直す必要があるのではないかと思います。
お手元に配ってありますのは、佐藤千壽さんが四国の地区大会でお話をされたことが昨年の7月にロータリーの友に掲載されたもので、そのコピーを差し上げております。時間がありませんのでそれをお読み頂きたいと思います。
最近よくロータリーの原点とは何か! ロータリークラブとは何ぞや ロータリーとは何ぞやと言われます。ロータリーの友やロータリアン必携が出ておりますが、これを見ますと私はふざけているのではないかと思います。ロータリーとは何ぞやにはロータリアン全てが異なった返答をするであろうと言っておりますが、非常にふざけた話であります。ロータリーとは何ぞやという事、ロータリークラブは何ぞやということ、ロータリーの原点は何ぞやという事について私の考えを話したいと思います。これはロータリアンの数ほどその考え方があると言うことが、私の考え方であります。今申し上げましたようにロータリーとは何ぞやということについての考え方は、色々でございます。ご承知だと思いますが、深沢さんというロータリーの純粋理論の勉強をしている方がいらっしゃいますが、この人がロータリーというのは、3つの側面を持っているという話をされました。その一つは人生感だということです。これは23−24の冒頭に出てくることです。
ロータリーとは、一つの人生哲学であるということです。その哲学というのは、利己と利他、その調和を図るそれがロータリーであるという一つの人生哲学であるという考え方です。
 仏教にも利己と利他との調和という言葉があるそうですが、ひところロータリー運動が宗教運動と間違われてカソリックに自分達とはりあうのではないかと思われ、圧迫を加えられたことがあるそうでございます。しかし和解になったそうです。これが一つの考え方であり人生哲学という言葉です。これはRIの理事会で1976年に決議をしているところであります。私は理事会の決議は立派なものであると思いませんが、理事会が決議をしております。ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励しかつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した事業および専門職務に携わる指導者が世界的に結びあった団体であると決議しております。だから深沢さんの話によりますと、組織体ということですね。だから奉仕ということを組織体としてみることもできます。
 それともう一つはロータリーは職業人の実践倫理運動であるということであります。ですから運動体であるということであります。このような3つのロータリーに対する考え方の大きな3つの流れがあるということであります。 それでは、ロータリークラブとは何ぞやということであります。最近は、ロータリーもロータリークラブも一緒になりまして、今日はロータリーの例会があるから行ってこなくてはいけないと言うが、これはロータリーの例会ではなくロータリークラブの例会です。ロータリーとロータリークラブとロータリアンは別のものであります。ロータリークラブとか、ロータリアンというのはロータリー精神の媒体です。これがロータリークラブでありロータリアンなんです。 ロータリークラブとは何ぞやということなんですがこの23−24にでてきます。奉仕の心を学ぶ場所だということです。ロータリーの例会というのは、異業種の人、しかも異業種が一人に限られておりまして、ロータリーの精神を勉強し、それもお互いに切磋琢磨し、人間を磨くということ、それがロータリークラブということであります。もう一つ似たようなことがありまして、米山梅吉さんはロータリーは人生の道場だと言っております。私はロータリークラブが人生の道場だと考えなければいけないと思います。 それからこれはアメリカのレークプラシッドのロータリークラブのモットーだそうですが、日本語で言いますと、ロータリーの例会に行って奉仕の心を学びなさい。一歩外に出たらそれを実践に移しなさい。奉仕の実践をやりなさい。enter to learn go forth to serveということがレイクプラシッドのロータリークラブです。ですからロータリークラブの例会というのはもちろん、その親睦を深める為のものでありますが、親睦を深めることによって、切磋琢磨をやるんだ、お互いの人格をみがくんだということが例会だということです。ですから今まで、メークアップが非常にやかましかったですね。チャンスが少なかった。ところが01年、04年の規定審議会でメークアップのチャンスが増えてきました。メークアップはやかましかったんです。それは切磋琢磨する場であるということだから単に遊びに毛のはえたような集まりに行ってメークアップになるというようなことにはならなかったんです。
 それと東京オフィスの財団室長をやっている女性の方が、日本のロータリアンはおかしいと言っています。定款をよく読んでみなさい。メークアップはよそのクラブの例会に出席する目的を持ってその場に行ったが、日時が変わっていたのでサインをして帰ってきた。それがメークアップだということです。 ところが、日本のロータリアンはサインをしに行くだけではないか!東京オフィスの女性職員が日本のロータリアンをそんな風に皮肉っているわけであります。ロータリークラブとは、切磋琢磨をするところである。ロータリーの精神を学ぶところであるということです。
 じゃ そのロータリーの精神・原点は何かというと、1935年にマニラでアジア太平洋ロータリーの会議があり、その時ポールハリスが来まして、東京に一日いたそうであります。その時、ポーリハリスにどういう動機でロータリーを創ったか聞いたそうですが、彼は「寂しかったから」と言ったそうです。寂しかったからみんなが集まった。それも一業種一人とした。そして例会をやかましくした。 第2回の例会の時に4回連続して休んだら資格を失うとか、例会を欠席したら罰金を払うとかその罰金でロータリークラブの運営をまかなったそうです。非常にやかましい出席、一業種一人、そして、親睦を深めたすなわちお互い切磋琢磨をするということでロータリークラブを創ったということです。ここに私は原点があると思います。ところが最近大きくなるに従って、ロータリーが大きな事をやらなくてはいけないということで、だんだん慈善団体になってきた。しかし、ロータリーはそんなものではない。親睦を深める、その為に例会に行って切磋琢磨するんだと、それが原点だということであります。 それともう一つ 佐藤千壽さんが言ったことが、人間は欲望を持っている、欲望は非常に重要なことである、人間は欲望を持っているから進歩してきたんだ。ところが最近、世の中がこうなってきたのは人間が欲望を自制する、自分でコントロールできなくなった為に変な世の中になってきた。日本を代表する名門企業が変なことをしている。これは欲望が大きくなりコントロールが出来なくなって、欲望ばかり追求したので、こんなになってしまった。だから欲望をコントロールする。それがロータリーの原点だと千壽さんが言っておられます。
(担当:増田秀文)