『友』レビュー2005〜2006 |
p.(2):激動の国際社会・日本に今問われる独自外交/国連大学客員教授・山中Y子
米国の国会議員から「日本から頼まれて米国の税金を使って駐留しているのに、駐留軍はいらないという日本人がいる。韓国の大統領も、いらないと言った。本当にいらないならいつでも引き揚げる」とまくしたてられたら、モロッコの代表から「日本としては彼の言った通りでよいのか?」との質問がでて感謝。「米軍は確かに米国の国民の税金を使って日本に駐留しているが、思いやり予算という形で日本国民も税金を随分使って駐留を支えている」と言ったところ、驚いたことに壇上に座らされていた米国人までもが握手を求めてきた。相手の気持ちや立場を考えながら、反論するべきときは誠意と論理を忘れずにきちんと反論すれば、ケンカ分かれするどころか味方を増やすこともできる体験をした。
p.(7):私費をつぎ込み生活資料の収集と研究/川内RC・大武 進
自宅母屋裏手の古びた別棟に薩摩焼の大きな甕や壷がぎっしり。南日本新聞の記者時代から30年あまりかけ集めたものばかり。東京生まれの東京育ちで川内支社長で定年を迎えたとき、再就職はしない・だれも書いていない分野の著述をする・ロータリー会員は続ける、と宣言。ロータリークラブとの出会いは、第373地区(大分・宮崎・熊本・鹿児島)の年次大会のタイアップ記事の取材を命じられたとき。お金持ちの親睦団体と考えていたが、取材を通して認識を新たにし、将来自分もぜひ参加したいと強く思った。
p.(14):ロータリー歌壇/小林・柳田さかえ・移り来しわが家に初の訪問者仔連れの猫が・・
p.(16):新しいロータリークラブ細則に思う/敦賀・刀根莊衛
クラブ・リーダーシップ・プランが承認され、推奨細則が大幅に改正された。会員増強、ロータリー財団、広報を前面に出し、人集めを効果的にするRIのための変更に思える。このように大きな変更が、RI理事会だけで決定されることに疑問を感じる。ボトムアップ的にじっくりと考え、またRI規定審議会でも議論を積み重ねて行うべき問題と考えるのだが。
p.(17):今のロータリーに望むこと/武生・谷尾榮一
IMで分かるように、行事の半分も過ぎると半数以上の会員が退場。自分自身がロータリアンなのだといった根本を理解していないことが求心力の低下の原因と言える。
p.(20):台湾蘆州RC創立記念式典訪問記/千葉幕張・高山千津子
蘆州RCの姉妹クラブであるマレーシアのリカスベイRCとともに前夜祭に出席。乾杯のたびにワインの一気飲みが行われるのには度肝を抜かれた。蘆州RC会員のほとんどが夫人同伴で、会員はじめ、女性会員などに対する心配りに感心。
p.(22):ネパールを支援して/山形西RC・長澤純一郎
ギアンブミ小学校ではキュンディーやお菓子が少ないせいか、虫歯は少なく、みんなきれいな歯をしていた。日本ではわずかな金額でも、WCS事業の協力があれば、日本での10倍、20倍の価値がある仕事ができる。
p.(27):100周年記念献血事業/かのや東RC・かのや東プロバスクラブ
年2回実施している献血を、ロータリー100周年記念事業として実施。献血者が多く、予定時間を一時間延長した。
p.(28):村上龍氏が記念講演/松江しんじ湖RC・坂持俊哉
創立10周年を記念で、市民講演会「村上龍『13歳のハローワーク』を語る」を開催。村上氏と東大助教授・弦田有史氏との対話形式で人生観を軽妙にお話しいただいた。
p.(32):Annotation/国際協議会→ガバナーエレクトに対する教育が目的。
p.1:「ロータリーの友」の機能/『友』委員会委員長・渡邊隆(習志野RC)
『友』誌の製作、発行については『友』委員会が責務を担当。最も特徴的なのは、全日本34地区から各ガバナーの代理として各1人の地区委員が選任されていること。日本独自の組織であり、RIから高く評価されてきた。活字メディアとしての、その存在意義を全うしていきたいと思う。
p.5:RI会長メッセージ&横顔/超我の奉仕のもと識字率の向上を(RI指定記事)
2005−06年度、主な2つの強調事項は、識字率向上と水保全・健康・飢餓追放。ロータリー財団のお金を、学校の建物を建てるために使うことはできないが、設備に使うことはできる。「ロータリーへ入会した理由は単純」、私には何ひとつ不自由なことはなかった。ロータリーは、恩返しをする機会になる。「継続性」は、会長が優先するもう一つの要素。会長は、今年度のテーマとしてあえて「超我の奉仕」を選び、ロータリーの第2世紀の幕を切って落とした。
p.16:新世紀への第一歩/RI理事・南園義一(防府RC)
ロータリーが安定し成長するにはクラブの活性化が最も必要、熱意を持って。
p.17:新世紀を迎えた今目標を設定する好機/RI理事・重田政信(高崎北RC)
ロータリーにとり情報の重要性はますます増す。「知性情報」と「感性情報」に分類されるが、新世紀の情報は「知性情報」に偏らず「感性情報」にも重点を。
p.35:ガバナー紹介/101年に期待を込めて・第2730地区菊地平ガバナー
ここ5年間にクラブ会長、ガバナー補佐、そしてガバナー。まさにロータリーでのホップ・ステップ・ジャンプを地で担う。親子3代にわたるロータリーファミリー。
p.38:これからの米山奨学事業/R米山奨学会理事長・島津久厚(都城RC)
「米山奨学事業は日本のロータリアンの誇り」。気がかりなことの一つに、対日感情が悪化している国の問題。国家間がどうあろうとも、ロータリーの理念からも国際理解のため、世界の平和のために、米山奨学会は理想を追って進む。
p.39:ロータリー文庫について/R文庫運営委員会委員長・河本親秀(大磯RC)
ロータリー文庫は、近々「黒龍芝公園ビル」3階に移転、ぜひお訪ねください。
p.40:子どもたちに読み書きを/日本民際交流センター・冨田直樹
バンコクやリゾート地でタイや隣国の貧しい家庭から連れてこられた多くの子どもが働く。
p.(2):人を育てる/D2680P.G.深川純一(全日本RYLAワークショップ基調講演要旨)
青少年の心を育てるため、人を育てるためにRYLAを始めたのは、ロータリーが倫理運動である以上当然。20年前マレーシアの首相は日本を見習おうと言ったが、今は日本を見習うのはやめようと言う。戦後の日本教育は、道徳や倫理を教えていない。医学は進歩したが、その陰には何億という実験動物の命が犠牲にされている。青少年にこの課題を与えて、初めて人は育つ。昔は、小学校しか出ていない人の中にも人の世話をする気風のいい人が特に職人さんに多かった。あの人たちを育てたのは地域社会。夫婦がうまくいっていなければ、子どもは不幸。ロータリークラブは学校。例会で自己研鑽・切磋琢磨する結果、人格が向上しエレルギーが社会全般のことに放流される。皆で学び合う楽しさ、お互いを高め合う楽しさを若者たちにも楽しんでもらおうと考えたのが、RYLAの発想。
p.(7):風紋・学生ベンチャーの元祖/京都RC・堀場雅夫さん
53年28歳でPH計製造会社を設立。当時の日本は食糧増産のための科学肥料の生産に追われ良質の硫安製造にはPH計が欠かせない。米国製は梅雨時にはよく故障した。堀場さんのPH計に大手の三菱化成、住友化学、昭和電工から注文が殺到、会社はたちまち起動に。現在は、理化学分析装置・環境計測用分析装置・医療計測機器・排ガス測定機器・半導体製造関連計測機器をてがけ、排ガス測定機器は世界のトップメーカーとして80%のシェアを占める。社是は「おもしろおかしく」、ひらがなのこの八文字が躍る。RC最大の魅力は、職種の異なる世界のトップと、対等・平等に付き合いができること。利害関係はだめ。
p.(12):紙が話す/視覚障害情報普及支援協会副理事長・能登谷和則
SPコード作成ソフトは、無償提供されwww.sp-code.comからダウンロードできる。
p.(15):ロータリー歌壇/小林・柳田さかえ(給油して窓拭きくるる少年の首にキラキラ・・)
p.(16):最近の名医・迷医?そしてロータリーは?/平塚北・山梨煕一郎
最近の患者さんは「先生は患者の顔もろくに見ないで診察なさるけど・・・」と不満顔。同じことがロータリーにも言える。建前ばかりのロータリーに魅力はない。本音で原点に。
p.(17):定款、細則のミス/河口湖・佐村裕義
ロータリークラブ定款および細則は、絶対的に正しいものと思いがちだがミスはある。
p.(17):実録 禁煙例会/斜里・三浦詔男
15年ほど前に、会員が肺の病気で長期入院後久しぶりに例会に出席し、タバコの煙のためかなり咳き込んだ。経過報告とお礼の挨拶後、間髪を入れずにSAAが「ただ今より、○○会員の健康のために、この例会場を禁煙にします」。会場からは納得の拍手が沸き起こり、その日の例会はいつになく和やかで、すがすがしかった。それ以来、禁煙例会。
p.(19):93歳の私とロータリー/川崎多摩・町田 尚
93歳になると孤独になり、若い人は寄って来ない。卓話は補聴器を使ってもわからない。出席も次第につまらなくなってきたが『友』を手にするのが楽しみ。一つや二つは、はっと思うような記事に接することがある。孤独老人にとって『友』は魅力であり、楽しみ。
p.(24):なぎさ清掃他/名瀬RC・100周年記念事業で渚の清掃とアダンの木を植樹。
p.(28):ルワンダの小さなWCSを実践して/焼津・鷺坂盛夫
ルワンダの専門学校に「ガス・電気コンロ付オーブン」と「洗髪台」を寄贈。小さなWCS支援がアフリカの地で実を結んでいることに、ロータリアンとして勇気と誇りを持った。
p.(29):交換学生に聞く両国文化の違い/足利わたらせRC・栃木秀麿
二月の世界理解月間に17歳のフランス女子学生に話してもらった。朝礼で全員が整列して校長先生の話を聞くのにはびっくり。フランスでは整列することはない。制服着用で化粧やピアスは禁止されており、個性が発揮できないのは残念。日本の卒業試験は易しそう。
p.1:RI会長メッセージ/超我の輪を広げる・カール ヴィルヘルム ステンハマー
会員数はアメリカ:38万8千人、日本:10万3千人、インド:9万人。この3カ国で全会員の半数をしめる。会員増強をすることで、超我の奉仕を通してRIの偉大な指導力を。
p.5:2005年RI国際大会開催/ロータリー発祥の地シカゴに集い
登録者は昨年の大阪大会には及ばなかったが100周年を祝う特別な大会となった。何人かの外国の会員から、「大阪のほうが組織化されていて、スムースに動けたね」という声が聞かれた。シカゴ国際大会はロータリーの歩んできた道のりを静かに振り返り、将来を展望。
p.12:ロータリー100周年を記念してポール・ハリスの記念館が開館
カムリーバンクはポール・ハリスがジーン夫人とともに住んでいた家、ポールの死後夫人は手放したが、100周年を期に買い戻す運動をし夢が実現。石灯篭の除幕式が開催された。
p.15:自分の世界が広がる/伊勢度会RC・松澤加重子
入会し『友』に出会い人生の視野が広がった。心打たれる記事、人を成長させてくれる記事、これら活動の指標となる記事を雑誌委員長として会員にダイジェストを紹介でき光栄。
p.23:ゾーン(Zone)とは?
RIを構成しているのはクラブ。34のゾーンは、一部の例外を除き地区を単位として国ごとに編成され選挙のための編成区域。会員数は変動するので時々見直しが行われる。
p.26:米山奨学事業の基礎知識/奨学金制度編
特徴は世話クラブ・カウンセラー制度。指定校は地区内に所在する大学に制限されていたが、2006年4月採用から、奨学生が世話クラブへ通えれば、地区外学校も指定校可。
p.37:ロータリーの基本/THE ROTARIAN8月号から
奉仕活動のほとんどがクラブレベルで実施とRIは援助。会員はロータリークラブの会員、クラブはRIに所属。529ある地区のガバナーはRIの役員。
p.46:日本のロータリーの発展
関東大震災のとき、RI会長は2万5千ドルを大阪RCを経て送り、各国503クラブからの義援金は8万9千ドル(現在換算で3億円)。東京RCの会員はRCを身にしみて理解。
p.(2):お願い聞いて心の叫びを/心の相談室室長・楠山泰道(横須賀西RC公開講座)
「先生、今までいろんなことを教えてくれてありがとう」。の電話で切れ、飛び降り自殺。一ヶ月心が張り裂けそうで悩んだ。閉じこもり、ひきこもりの30〜40%が30代以上で働かなければいけない年代に多い。人格障害は精神異常ではない。普段は正常で、精神鑑定は正常値を示すが、人格障害は事件へと発展する。「何々ちゃん、遊ぼうよ」「ううん、忙しいからだめ。予約して」。子どもが遊ぶのに予約がいるほどのおけいこごと。大事なものを見失っていく日本人。
p.(7):風紋・人生の節目を記録する町の写真館/源新育子さん(八戸北)
これまで町の写真館はどこも、卒業アルバムの製作を中心とする学校写真が大きな柱だった。チャペルのある写真館「グランフォート」は30席のミニ教会だが、木製の扉と礼拝用の長いすは英国のアンティーク、ステンドグラスも英国に特注して作らせた、社長の源新育子さんは53歳、5年前に写真館を大改築してチャペルを併設したのが当たった。ホテルや式場とのパックで写真を依頼されるのは年に5〜6組だったのが、チャペルを作ったら100組以上になった。
p.(13):遺言の必要性/公証人・千葉倬男(東京武蔵野中央RCで)
正式は証書遺言書は、@自筆証書、A公正証書、B秘密証書の三種類。@は遺言全文、日付および氏名を遺言者自身が自書、押印する。A公証人が公正証書にする。Bは全文自書の必要はないが、遺言者自身が証書に署名・捺印し封じる。どれも家庭裁判所が実施する相続人全員立会いによる開封・検認手続きの要否の件などで一長一短がある。1989年からコンピューターによる遺言検索システムを導入、死亡した人の相続人であれば、公正証書遺言の確認ができる。
p.(15):ロータリー歌壇/小林・柳田さかえ(いつの間に・・・われに驚く)
p.(17):決議23-34の日本語訳について/かながわ湘南・高木直行
手続要覧2004の訳は、ロータリーは、基本的には一つの人生哲学であり・・・この哲学は奉仕『超我の奉仕』の哲学である、とある。原文では「常に存在する矛盾が」が「自らの益を図る欲求」と「他者のために奉仕する責任感とそこから生じる衝動」両者の間にあることが明白。またconflictは「矛盾」より心の中の「葛藤」の方が適切。
p.(18):Annotation/家庭集会
かつて「炉辺談話」(Fireside Meeting)、通称「炉辺会合」と言われた集いは、名称が「座談会」「家庭集会」「情報集会」などとなり、現行ではこの言葉も『手続要覧』には見られない。RIニュースにはInformal Meetingという表現も有。
p.(27):市民に向けコンサート/かのや東RC
R100周年とクラブ20周年を記念し「JOY倶楽部コンサートinかのや」を開催。
p.(29):太陽電池付両面大時計を寄贈/鹿児島西RC
R100周年記念で、市内メインストリートに面し甲突川左岸の公園内に時計塔を。
p.1:RI会長メッセージ/未来のロータリアン
9月は新世代のための月間。青少年のためのプログラムの中で最もよく知られているものは、15〜19歳の学生が、外国でホストファミリーといっしょに暮らし、異なった生活様式を体験することができる青少年交換。最も重要なのは、留学先の国で友達を見つけ、永久に続くであろう友情をはぐくむこと。インターアクト、ローターアクト、青少年交換、RYLAは、青少年が切磋琢磨して成長しリーダーシップを身に付けることを目標としている。
p.6:青少年の夢をタイムカプセルに/豊中南RC・秦 博文
5月14日19年前のタイムカプセルを開封し、当時の子どもたちに作文が返却、さらなる20年にむけて、新しい2つのカプセルに子どもたち本人の手によって納められ「輝きの塔」の台座に再び埋設された。
p.10:中学生に薬物乱用防止に関する課外授業/東京立川こぶしRC山田修平
中高生を中心に脱法ドラッグが手軽に入手できる環境がある。「ダメ。ゼッタイ。」のスローガンを掲げ、270人とその保護者を対象に、講演会を行った。
p.16:「2のN乗」で人生を考える/三条南・馬傷 信彦
1人の人間には2人の親がいる。その親は、さらに4人の親がいる。10代さかのぼると1,024人になる。こうして続いてきた家の歴史を、子が親を殺し、親が子を殺して中断させ、家庭の絆を断ち切る事件が多いのが現在の日本の姿。
p.21:友情と奉仕を深めた大会/東京国立白うめRC・古溝晴夫
世界中のロータリアンが名刺交換やバナー交換を盛大に行った。ジェスチャーを交えて親しく話し、言葉は違っても思いは通じるものだとつくづく感じた。
p.23:ロータリー家族のすごさを体験/東京西RAC・満野 恵利
今回のRYLAを通じて一つ思ったことは、「ロータリー」という名前の下では、国境や人種・民族の違いを全く感じることなく接することができること。
p.25:ロータリーの先駆者/ポール P.ハリス
ロータリーの創始者は1905年シカゴに最初のRCを創立したポールハリス。3人の友は、石炭商シルベスター・シール、鉱山技師ガスターバス・ローア、洋服商ハイラム・ショーレ。1905年2月23日に初めての集いをもった。
p.28:米山奨学事業の基礎知識/寄付金・財政編
米山記念奨学会は、民間奨学団体の中では、採用数・年間助成額ともに日本一。2004年度の年間助成額は15億4千万円で、国家予算の私費外国人留学生への援助予算112億2千6百万円の1割以上を誇る。
p.(2):やればできる/東京大学特別栄誉教授・小柴昌俊(地区大会記念講演要旨)
自分がやりたいことは疲れを感じないが、やれと言われたことだと疲れる。国立大学独立法人化は独立採算。工学部、薬学部、医学部は研究がお金になるが、文学部や理学部は無理なので少しでも横から応援してやりたい。基礎科学の実験研究を一つやろうとすると、何十億〜何百億円かかるし、いかなる産業にも利益を与える結果を生み出すものではないので、産業界に寄付をお願いするのは無理。私はノーベル賞の賞金3500万円とウルフ賞の賞金500万円の合わせて4000万円を財団に寄付した。日本で生まれたニュートリノ天体物理学は、赤ん坊の段階、若い人が近い将来もっといい方法を考えてくれたら嬉しい。
p.(7):加賀藩ゆかりの国宝の寺を守って30余年/四津谷道昭さん(高岡RC)
参拝客を自ら案内するのは76歳の住職、四津谷さん、NHKの大河ドラマ『利家とまつ』のおかげで、年間30万人も来られ、きれいにしておきさえすればゴミを捨てる人はいないので禁止の看板の必要なし。
p.(12):卵の話/八戸RC・青野正宣言
卵の栄養素には、コレステロールは高いがビタミンCとカルシウムが不足だけで、あとはパーフェクト。割ったとき卵白が白濁している方が新鮮な卵。日齢がたってからゆで卵にすると、殻がむきやすいという利点あり。
p.(13):究極の画像診断PET検査/和歌山アゼリアRC・香川雅昭
PET検査は万能ではなく、頭頚部や骨盤部など、MRIのほうが得意とする部位については、被爆の心配がないMRI画像とPET画像をPCで合成処理して診断する。
p.(14):ロータリー歌壇/小林・柳田さかえ(ノルウェー産の塩鯖焼きて日本の・・・)
p.(16):ロータリーは「個人情報」のるつぼ/東京多摩グリーン・赤尾恭雄
ロータリーの公式会員名簿を利用したと判断される営業目的のDMが多いのは、ロータリーの「個人情報」に対する認識の甘さと無防備の証左ではないだろうか。
p.(16):会員推薦と個人情報保護法に関する一考/大和・佐々木和夫
「入会申込書」を被推薦者からもらっていながら入会できない場合、回答しにくい。入会可否の決定がされた後「入会申込書」を書いてもらうほうが良い。
p.(21):「奉仕の理想」と「理想の奉仕」/佐沼・布施孝之
ロータリーが100年間発展を続けてこられたことに驚異と興味を覚える。「親睦」は「人と振れあう喜び」で、「奉仕」は「人に尽くす喜び」を享受すること。
p.(22):『ロータリーの友』処方箋/福山丸の内・坂部滋男
顔はわからない他クラブの会員と会う約束をした。目印に『友』を手にもち無事に会えた。
p.(26):防犯対策用「さすまた」寄贈/神奈川、神奈川東、神奈川西RC
100周年記念で、3クラブ合同で防犯対策用「さすまた」30本を29施設に寄贈。
p.(31):ロータリー研修会/宮崎西・田崎博俊
入会2年未満の会員は義務出席の研修会を情報委員会が実施しているが、今回はCICOである私が講師を任された。大量に資料を配ってもまず二度と読まないと考え、資料無しで「おもしろロータリー集」としてプレゼンテーション形式で実施。一つでも心に残ってくれればそれで十分と考えた。出席は義務ではなくて権利だ、会員でなければ他クラブに行けないのだから。出張時に一人で昼食を食べるなら私はメークアップする。初めて会う仲間ができ貴重な卓話を聞くこともできる。クラブ、地区を越えての仲間が増えることは大きな財産だと説明。ベテラン会員からは煙たがられたかもしれないが、新人は大喜び。
p.(33):ロータリー館パビリオンデー開催/ロータリー館館長・豊島徳三(一宮北RC)
圧巻は、盛田和昭PG指揮のドボルザーク交響曲第九番。伝達の不備から不快な思いをされた会員に紙面を借りてお詫びします。
p.1:RI会長メッセージ/職業奉仕こそ超我の奉仕の実践
倫理は、私たちのどのような行動にも必要ですが、今こそ私たち全員が「四つのテスト」を本気で採用すべきとき。職業奉仕こそ「超我の奉仕」を実践するすばらしい手段。
p.4:ロータリーとは/2005-06 RIテーマ 超我の奉仕
1905年2月23日にシカゴRCが誕生、今では168か国、32,507クラブ、1,224,297人に達し、世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称する。
p.6:四つのテスト/2005年4月30日 RI会長主催祝賀会基調講演
上着にロータリーバッジを着けて一歩外に出ると皆さんの言行は大きな意味をもつ、世間は皆さんをロータリーの会員として判断する。
p.9:アイデアの誕生(職業奉仕はいかにして生まれたか)/R.ペリー THE ROTARIANより
会員の可能性は団体活動ではなく、一人一人の絶えざる行動にある。「最もよく奉仕するもの、もっとも多く報いられる」ということを一人一人が認識しよう。
p.13:転ばぬ先の杖/木曽RC・奥原 秀孝
会員は絶えず「職業奉仕」の精神に親しみ日々を送ることができる、転ばぬ先の杖。
p.14:ある職業奉仕/広島中央・小笠 那久
私は52年前、広島RCの事務局員を商工会議所の事務局員と兼任していた。
p.17:米山月間・特別座談会/一滴のしずくからアジアの大河へ
・ 母国へ帰ると連絡が途絶え育てた奨学生の活躍を把握しないと“成果”は見えない。
・徐さんは学友会だけでなく、台北東海RCを立ち上げ、初代会長。米山学友が中心となって造った初めてのクラブ。・「私は元米山奨学生です。今度、台湾のガバナーになります」というOBも誕生。・米山奨学事業が大きな存在なのを日本の会員があまり認識していない。
p.32:ロータリー・ワールド・マガジン・プレス・セミナー/『友』編集長 二神 典子
3年に一回が2年に1回になり編集長がコペンハーゲンに会した。すべての会員が同じ内容を読めるのは『THE ROTARIAN』だけ。WEBサイトからRIはさまざまな手助けをしている。
レビュー11月 (11月はR財団月間です。10月31日〜11月06日は国際インターアクト週間です)
p.(2):子どもの痛みが聞こえますか/弁護士・佐藤辰弥(RYLA講演要旨)
鑑別所や警察署で会う少年たちは、あどけない。携帯やインターネットの危険性を教えないまま発展させたために取り返しのつかない被害を受けた。学歴偏重で知識の詰め込み教育が主で情操教育が怠られている。親はいつまでも子どもと見ても、子どもは12から13歳で自分は大人と思い、親を透明な存在と思う。手紙で「バカ」と書くには勇気がいるが、メールでは「バカバカバカバカ」と送れ、相手がどんなに傷つくかは考えない。叱るより褒めること、一目置いてやると子どもは大人として扱われたと見る。良い親になって。
p.(7):風紋/シウマイから「横浜料理」の創造へ 横浜西・野並 豊
横浜駅は乗降客が多いわりには駅弁を売るには地の利が悪い。上り客は終点近くなので買わない。考えついたのが中華街で点心として出されていた焼売、一口で食べられるよう小粒にした。うまいという評判は口コミで伝わり、数年にして1000折/日売る崎陽軒の主力商品に。「私にとって、ロータリーは砂漠の中のオアシス」
p.(15):ロータリー歌壇/鹿児島西南・濱田幸治
食として健康食品否むなかれ偕老同穴三食の膳
p.(16):ハダカノオ〜サマ/新発田・小島慎二
『友』も日経朝刊連載の“愛の小説”のような連載をすれば購読意欲が増すのでは、とは前年度会長挨拶の一節。わがクラブに交換学生として滞在していたタイの女子がクラブの年会費を聞いて言った一言。「ごはん食べて、お昼ねするだけでなんでそんなに高いの?」。ロータリアンの皆さま、くれぐれも「はだかの王様」には・・・・・。
p.(17):「炉辺会合」の呼称復活を/岐阜南・小瀬洋喜
Discussion MeetingよりもFireside Meetingと称するべきものなので“家庭集会”→“炉辺会合」への呼称復活を提案したい。
p.(18):モンゴルに新しい親戚/大宮シティ・浜野英美
JICAの一員としてモンゴルで働いている二女を訪ねた際にKhuree RCのBayar会長に会った。ロータリアンの心底は世界共通であり、ロータリーのすばらしさを実感。
p.(23):Annotation/ポール・ハリス・フェロー(Paul Harris Fellow)
個人が、自ら、または、ある人に敬意を表すため、あるいは記念するために、米貨1000ドルをロータリー財団に寄付すると、ポール・ハリス・フェローになる。『手続要覧参照』
p.(24):米山記念館創立記念際/第2620地区 静岡・山梨県
9月17日米山梅吉記念館創立記念際が開催。同館理事長、地区ガバナー、島津久厚米山記念奨学会理事長の挨拶に続き、特別シンポ「還ろう米山梅吉の原点に」が行われた。
p.(25):むかしのあそび体験/あすかRC
新世代委員会の主催で、竹とんぼ、こま回し、竹馬、紙芝居公演などを楽しむ親子の微笑ましい様子に、会員も暑さを忘れて手助けをした。
p.(29):100周年を祝って/第2730地区100周年記念事業委員会
ロータリーの創立記念日2月23日に地区全クラブ一斉祝賀事業。都城RCで50年間連続出席を達成し記録を更新中の島津久厚P.G.に歴史と文化の記念講演をお願いした。
p.(30):思いやりのお手伝い思いやり基金/江南RC・山田 猛
相手の気持ちを理解する能力を「思いやり」、この能力の高いひとが「やさしいひと」。これは、ロータリアンである以前に、個人として大切な資質。「思いやり」があふれるように。
p.(31):新世代会議 夢を追う若者を育てよう/小林ロータリークラブ
新世代会議の講演会で、岐阜で「益田の森塾」を開いている森均氏を招き講演してもらった。「目標や夢を早いうちにもたせなければ。高校に入ってからでは遅い。教師や親が社会から学び、夢を語らなければいけない」と、大人にも自覚を求めた。
p.(33):フィリピン口唇・口蓋裂プロジェクトに参加して/姶良RC・友利優一
KADVOのフィリピンでも活動は10年以上の実績。今回は、ネグレス島の病院で実施。貧富の差が激しく口腔奇形の口唇・口蓋裂も放置。手術を受けた子ども、親は大喜びだった。
p.(34):Annotaion/ロータリー地域社会共同隊(Rotary Community Corps RCC)
ロータリーの奉仕への献身を共有するロータリアンでない男女の集まり。『手続要覧参照』
p.1:RI会長メッセージ/国際ロータリーとロータリー財団
RIはロータリー財団の母親。100歳の母親は88歳の娘と暮らしていけると考える人もいるかもしれないが、それはできることではない。基金を増やすのは娘の仕事。
p.8:特集 ロータリー財団/補助金の種類 マッチング・グラント
クラブおよび地区から寄せられた寄付金を合わせて、少なくても2ヶ国におけるクラブおよび地区が参加する国際奉仕プロジェクトを援助。世界社会奉仕(WCS)も該当。
p.9: 特集 ロータリー財団/補助金プログラムの変更点 2006年7月1日から
・ マッチング・グラント 最低2人からなる委員会 → 少なくとも3人の・・・・
・ 補助金申請承認には財団に受理されてから6ヶ月以内にすべての要件を満たすこと。
p.22:基本の樹/ロータリー・センター・プログラム
2005年2月のR財団管理委員会で、「R世界平和奨学生」→「R世界平和フェロー」に
p.30:RI指定記事/仲間を増やすには
入会後週に1回の例会出席が義務なのを知り当惑する人がいる、3年間活動に参加し続けたら、きっとその会員は生涯会員でいてくれる。
p.32:よねやまだより/ガバナーになった米山学友
米山学友から初めてガバナーに就任した林隆義氏と、二人目で現在ガバナーの許國文氏。
p.44:エバンストン便り/ポリオ撲滅のためインドとパキスタンが団結
なかなか撃退できないポリオウイルスを一掃するために、インドとパキスタンで8月の間に、数千万人の子どもたちに対しワクチンの投与を行った。
p.(2):スポーツにみるリーダーシップ/東京成徳大・木幡日出男教授(記念講演要旨)
人間は完璧でないから、その人らしさが出てくる。完璧な人間は居ない。スポーツの目標は勝つこと。柔道では心・技・体、心が最初なのは一番大切だから。星野仙一氏は凡ミスをしかるが、技術的ミスを怒ったことがない。チャレンジしたことでのミスは怒らない。ロータリークラブというチームに所属しているメンバーとして一人ひとりの成長が力に。
p.(7):風紋/大成功だった愛知万博ロータリー館・内藤明人(名古屋西RC)
国際社会が地球環境の悪化をくい止める努力を始めたのにアメリカが、「京都議定書」を批准しない。「自然の叡智」をスローガンに開催された万博会場のロータリー館建設・運営のリーダー役を。ロータリー館は人気があり、ロータリアンの協力で、建設費と撤去費用までまかなえた。会期中ここで、193回、228クラブの例会が行われ1万2千92人が出席。メークアップは地区内2763人、地区外4799人、海外から579人。まとまって何かをするときに力を合わせられるのは企業人。先生と名のつく方々はコトを進めようとすると、真っ先に出てくるのは批判や文句。楽天・ライブドアが騒がれるが事業を起こした中には、すばらしい人材がうんといる。日本の将来も、心配したものではない。
p.(12):江戸時代の旅行/萩 慎一郎 高知大学人文学部教授
江戸時代、15歳くらいになると家出。全くお金を持たずに伊勢まで行った。この旅で人の情けや世間の厳しさを知り、世の中を学び大人になって家に戻った。旅には人間としての力量・体力・気力が求められ、試練、淘汰でもあった。現代の青少年問題がみえてくる。
p.(14):ロータリー歌壇/小林・柳田さかえ サングラスかければ別の私がこころ・・・
p.(16):「定款、細則のミス」についての私見/新居浜・伊藤雅治
職業分類委員会とロータリー情報委員会委員は3人で構成され、必ず3年と解釈している。
p.(16):RIテーマに寄せて/尼崎西・田中 毅
ステンハマーRI会長は、テーマとして第一標語のService Above Selfを発表、当を得た判断と思う一方、第二標語が対象からはずされたことに、将来に一抹の不安がよぎる。「1911年“超我の奉仕”を熱意を持って採択。」とステンハマー会長は述べるが、1911年のポートランド大会で採択されたのはHe Profits Most Who Serves BestであってService Above Selfではない。同年にフランク・コリンズが述べた言葉は、Service above selfではなくService, not selfだった。Service, not selfは自己の存在を否定して他人のために奉仕することとか、自己の存在を認めた上で、他人にも奉仕をする意味を込めて、やがてService above selfに変更されたとの解釈もある。私はRI本部の資料室を何度も訪れ、Service, not selfに関するコリンズのスピーチ原稿を見つけ、全文を翻訳した。それは、1.利益を得ようとしてロータリーに入るのは間違いである。2.会員同士の物質的相互扶助をさらに推し進める必要がある。2.会員同士の相互取引には限界があるので、対象を一般にも広げる必要がある。という内容で、むしろ第二標語を補完する言葉ではないかと理解できた。目下、今回RIテーマに採択された第一標語がどのような経緯を経て、いつごろ現在のService above selfになったのかは不明。真意を説明した資料は残ってない。
p.(18):私63歳 大学を卒業しちゃいました!/岸和田東・柳澤宗甫
57歳で運転免許を習得し、それから女子大生となり、ロータリーの仲間のご支援の中、多面的に自身の許容を広げ、育てていただいくロータリーの友人に感謝を思う。
p.(21):世界最西端のRCにメークアップ/東京中央新・丸山冨美江
長女はニュージーランド留学中にサモアの青年と知り合い結婚。今までサモアにロータリークラブがあることなども考えず『友』の記事で知り、最先端のサモアのアピアRCの例会は野外で行われ、太平洋を前に、何とも雄大な会場でした。
p.(22):中国の友人の息子さん/本宮・高田 宗彦
14年前国際交流事業として、中国の技術者を技術指導。その技術者を自宅に招待したり、Rクラブでもクリスマスパーティーに招いたりして交流が始まった。一期生の彼らは優秀で、自動車製造業会社の社長、某市の副市長、大学教授に転身など。5年前、班長格だった鄭さんの息子さんが、父親の研修した福島県で勉強したいと来日、アルバイトしながら勉強を始めた。鄭さんを知る町内の知人は喜んで応援団となり彼を見守った。息子さんは米山奨学生に合格、私がカウンセラー。親子二代と付き合う縁の深さと信頼の篤さに感激。
p.1:RI会長メセージ/ロータリーの家族・ステンハマーRI会長
会員にはそれぞれの家族がある。奉仕活動に深くかかわる家族もいれば、そうでない家族もいる。R家族は一般的な家族の枠組を超えた存在。RI理事会はRI家族の一員。GSEもローターアクター、インターアクターもそう。最後にR財団は大きく重要なR家族。
p.10:Annotation/インナーホイールクラブ(INNER Wheel Club)
1924年、英国マンチェスターで、同国で初のロータリアン夫人による組織として創設。現在、世界102か国に約10万人の会員を有する。日本には札幌インナーホイールクラブあり。
p.18:よねやまだより/日本企業で活躍する若い力
華さんが米山奨学生に合格したのは、修士2年生のとき。「ここで得た多くのすばらしい出会いは、これからの人生で何者にも変えがたい財産」と語る。
p.23:地区大会略報/第2730地区・菊地Gは「プラス・ワン運動」を強調。藤川享胤PG、鈴木ひとみ氏の記念講演は聴衆に感動を与えた。宮崎県を襲った台風14号の被害のため昼食を「100万ドル弁当」とし、各クラブで行われている義援奉仕活動の一環とした。
p.32:地区のたより/第2720地区(熊本県・大分県)
『ロータリー情報集』編纂・熊本グリーンロータリークラブは「ロータリ学」への取り組みでポケットサイズ情報集を完成。今年6月末には第10版が出版された。
p.36:エバンストン便り/・Eクラブ試験的プロジェクトを09-10年度まで延長 ・06-07年度より3月を識字率向上月間に指定
p.(2):人間の価値/エッセイスト・鈴木ひとみ(第2730地区大会記念講演要旨)
もし事故に遭わなければ、翌年結婚の予定だった。みんなの「すぐに良くなるから」の言葉が、かえって「これはただごとではない」と思った。人形のように扱われるリハビリは人間性を否定された。彼は「きっと足は動くようになる」という慰めを一度も言わなかった。彼が、「これからは箸をつかうんだ」とフォークを取り上げた。リハビリはフォークでも食べられるようになれば終わり、それ以上は本人の努力と工夫だと彼に教えられた。「ひとみにとってぼくが必要なのではなく、ぼくにとってひとみが必要」と言ってくれた彼に元気づけられた。彼の母は「息子にとって大事な人は、私たちにとっても大事な人」と結婚を認めてくれた。たいていの駅には階段しかなく駅員さんが抱えてくれるが、あからさまに嫌な顔をされることがある。車いすで問題なのがトイレ、数も少ないが物置になっていたり鍵がかかっていたり。駐車場には身障者用駐車スペースがあるが、便利のいい場所なので一般の人が止める。すべて悪循環。設備が良くならないから身障者が外に出ない、出ないから設備がよくならない。せっかくの設備も生かされない。子供が母親に「あの人どうして車いすに乗っているの」と聞くと、子供には正直な疑問なのに「見てはいけない」と母親は言う。アメリカでは「うちの子どもは今、車いすのプラモデルを作っているから、よく見せて」と言う。うれしくてその子を膝の上に乗せてその辺を回ったら子供は大喜び。自然に接すればいいのに、日本では腫れ物に触る感じになる。今、半数以上の人が近眼。すべての建物に段差がなくなり手すりのあるトイレがあれば、私は障害者ではなくなる。花王がシャンプーとリンスを触ればわかるようにギザギザをつけた。業界に浸透してほしいと花王は実用新案を放棄したので、ほとんどの会社が同じ印をつけた。残念なことは、まるで世間の不幸を一心に背負ったかのように嘆き悲しむこと。治るめどがないならいかに有意義に過ごせるかを考えるべき。自分が障害者になって一層生きる機会を与えられた。
p.(7):風紋/ユニバーサルな食器から住まいまで/清水豊子(甲斐RC)
盲目の青年が、真っ赤なリンゴは中まで全部赤いと思っていた。障害をもつ人の「孤独」を健常者はどこまで理解しているだろう。障害者の生活にも配慮した住宅設計、住宅機器、生活用品の紹介、あっせんを積極的に進めている。
p.(12):生活習慣病/名古屋昭和・太田宏
生活習慣病は、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満・高尿酸血症などのほかに多くの共通因子が存在。最近は代謝症候群とも呼ぶ。ただ糖尿病はすべてが自己責任とはいえず、遺伝の要素を含む。
p.(13):医療ソーシャルワーカー/村上須賀子(広島南RCで)
医療ソーシャルワーカーは、入院患者やその家族が直面する、さまざまな問題解決のための援助・助言を行う。医療ソーシャルワーカーはまだ国家資格ではないが、社会福祉士と精神保健福祉士が国家資格として成立している。
p.(16):IMから学んだこと/京都西北・林 繁一
IMで「ロータリアン100名に問う」と称したボタンアンケートに参加。「会員は減っても質の向上を図るべき」が75%、会員増強の動きに逆行で驚いた。
p.(16):ロータリーで何が「エライ」のか「貴し」なのか/箕面中央・永松佐平
ロータリーにはエライ人も貴い業績もない。We serveではなくI serveでかつService above selfでしょう。大切なのは、自分の思い、満足感だと思う。
p.(17):Annotation/クラブ・リーダーシップ・プラン
9段階の施行手順が提示されており、クラブは独自に取り組むことができる。
p.(20):ハリウッドとチャリティー精神/戸畑東・田村和生
エミー賞授賞式に出席した。タキシード姿でリムジンを降りるとまるで別世界。有名スターといえども気さくで人間味あふれている。自分の立場ともてる力をフルに活用して、人のために役に立とうとする精神と使命感は尊敬に値する。
p.(26):地域でAEDを学ぼう/山口県央RC
心臓電気ショック器械AEDの使用訓練と救急救命の実地訓練を行った。
p.(29):若い世代に「エイズ撲滅運動」を/羽衣RC・岩田博生
エイズシンポを開催、今の高校生のエイズに対する知識のなさ、無防備さ。学校での性教育の必要性を再認識。
p.1:RI会長メッセージ/ロータリーを知る・ステンハマーRI会長
RI本部はエバンストンにあり、ブラジル、ヨーロッパ&アフリカ、日本、韓国、南アジア、南アメリカ南部、南太平洋&フィリピンの7つの海外事務局が。
p.9:ロータリーを知るには/R情報を得るためのちょっとしたコツ
新会員なら:例会に出席し、分からないコトバは先輩会員に聞く。数年経ったら:地区のことも知るために地区大会で他のクラブ会員とも知り合おう。国際大会では世界の会員の活動が分かる。会長・幹事を務めているなら:G月信、『友』の読み方もステップアップ、エバンストン便りやRI会長メッセージを。
p.12:安全な水のために/米山奨学生・モハメド・ムスタフィジュール
バングラ科学者の合同調査でヒ素汚染患者は3,000万人を越すと推計。井戸水を飲むので地下水のヒ素汚染は重大問題。日本で集積した知識で研究を続け、私の開発した技術ですべての国の人々に“水の平和”を与えることが一番の夢。
p.21:南アジアの連帯/津波から48時間以内に、R財団は基金を立ち上げ
500万米ドル以上をインド、インドネシア、タイ、スリランカに供与。
レビュー2月 (2月は世界理解月間、2月23日はロータリー創立記念日)
本レビューは主観で掲載内容を選び大幅に縮めていますので、筆者の趣旨を十分に理解できない恐れもあることにご注意いただきますようお願いします。『友』の熟読をお勧めします。
p.(2):赤十字国際活動の現場から・・・/大森赤十字病院・内木美恵(Ryla講演要旨)
「人間の尊厳は尊重されなければならないし、苦しんでいる者は、敵味方の別なく救わなければならない」。苦しんでいる人を目の前にした時に「何とかしなければ」、自然な気持ちから赤十字は始まり世界に広まった。与えるものと受けるもの双方は平等な立場。じっくり被災者の話に耳を傾けることが必要。
p.(7):風紋/臓器移植者の支援と町おこしに情熱/能代RC・村越正道
19歳のとき生態腎移植手術を受けた私は、インターネットに「腎移植」のホームページを開設。8年半で10万件を超すアクセスがあった。臓器提供は仏教の「布施」に通じる、無償の施しを受けた自分もまた「布施」を実践している。
p.(13):光と皮膚/豊中RC・北村公一(皮膚科医)
紫外線はABCの3種類があり、Cはオゾン層で吸収される。オゾン層破壊で紫外線Bが増加し、Cも地表到達するので、白内障や皮膚がんの増加が懸念。むだな日焼けを避けること。日本人はそんなに気にしなくてもいいが色白の方は注意。
p.(14):ロータリー歌壇/小林・柳田さかえ/ローカルの・・・鉄道に似合ふ
p.(16):「米山奨学制度」に思うこと/札幌はまなす・中山正美
現在釜山大学教授で元米山奨学生は、米山奨学制度がなければ現在の私たちはない。恩を返す意味もあり、日本人専門のガイドを引き受けている。反日ムードがたちこめているが、こうした草の根運動で日本が一人でも多くの人に理解され、対日関係もよい方向に向かうのではないかと思う。
p.(16):ロータリー考/鹿児島城西・金井久和
『友』縦組表紙の「ロータリーの友」という字を縦書きにするべき。表紙の風景も左開きの表紙は外国の絵や風景を、右開きの表紙には日本画や風景を。
p.(17):PET検査への過信は禁物/八幡浜・山本直幸
PET検査で異常のない場合でも、個々のがん検診はこまめにされることを勧める。
p.(19):Uターンもまた楽しい/鎌倉中央・中井 滋
東京恵比寿RCから、住まいの鎌倉中央RCに移籍。当クラブにはUターンの大先輩が。自治医大を退官され小山北RCから移籍された89歳の松本誠一会員。ロータリアンは生涯現役という、このような大先輩を目標としている。
p.(21):皆さん健康診断を受けましょう/寄居・大島弘一
激務のかたも、一年に一度は健康診断を。腎臓がんについていくらか知識がありますので、不安のある方は、遠慮なくお聞きください。
p.(22):60クラブ訪問、だが道半ば/福島西・河野坦司
当面の目標の60クラブメークアップを達成。会員でなければ言葉を交わすことのできない方にもお会いできて、身に余る光栄のメークアップ。
p.(22):昔の東京らしさを残すクラブ/松浦・倉田友路
D2580G事務所に、ユニークなクラブを聞き和室で例会を開いている東京葛飾中央ロータリークラブを訪問。「男はつらいよ」の舞台となっただけに、下町の雰囲気が残りうれしい限り。ビジターフィーも3000円と安かった。
p.(26):優勝カップを寄贈/阿久根、ネパールで交流/鹿児島北、合同クリーン作戦/鹿児島西・・・・ → ロータリーアットワークに写真が掲載
p.1:RI会長メッセージ/国際奉仕を考える
私たちが地域社会や国境を超えて他のロータリアンたちと手をつなぐとき、ロータリークラブ、地区、プロジェクトの大小といったものは、問題ではない。
p.10:もっと楽しく/宮崎西・長崎秀峰
クラブは会員にとって楽しくなくてはならない。ポール・ハリスが創立した当初の目的を思い起こし、みんなが笑顔で奉仕する環境が次の100年につながる。
p.11:原理原則に忠実に/佐久コスモス・阿部真一
さまざまな団体に身を置いて活動したが、重要なのはその団体の定められた綱領を順守して活動していくこと。
p.13:職業に精を出すこと/大曲仙北・小笠原正巳
クラブの維持なくしてロータリーはない。21世紀のロータリーはます足元から。
p.20:基本の樹/クラブ会長、ガバナー、RI会長の選ばれ方
RIの構成要素の基盤はクラブであることに始まり、重要な規定が分かるように簡潔に書かれています。例えば、副会長、幹事、会計、SAAは理事会メンバーでなくてもいい。会長は就任する日の直線18か月以上2年以内に、選ばれなければならない。選ばれた人は「会長ノミニー」を務め、「会長エレクト」となるのは、後任者の選挙が行われた後。会長エレクトの時には3月に行われるPETSと4〜5月に開催される地区協議会に必ず出席しなければならない等。
p.29:Annotation/国際ソロプチミスト
管理職、専門職にある女性が、奉仕活動を通して「人権と女性の地位向上」に励む国際組織を持つ女性の奉仕団体です。1921年、アメリカで始まり、現在世界125か国に約9万5000人の会員を有しているとされています。
p.35:ロータリークリスマス/大阪ユニバーサルシティRC・柴田龍彦
我がクラブは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがオープンした2001年に創立。事情により、親と離れ施設で暮らしている子どもたちと、クリスマスをUSJで楽しみ、レストランを借り切りパーティー。USJにも協力いただいた。
レビュー3月 (3月13〜19日は世界ローターアクト週間です。)
本レビューは主観で掲載内容を選び大幅に縮めていますので、筆者の趣旨を十分に理解できない恐れもあることにご注意いただきますようお願いします。『友』の熟読をお勧めします。
p.(2):藤沢周平を通して見る庄内山形/映画監督・山田洋次(地区大会記念講演要旨)
藤沢周平さんの小説は癒され、気持ちが和やかになって安らかな眠りに入れる。江戸時代は、約260年戦争がなく、実際に人を切ることはめったになかった。刀を抜いたときの恐ろしさ、油断すれば自分が死ぬ、死なないためには相手を殺すしかない。そういう戦う姿の悲しみが藤沢作品の魅力。今の日本では年間自殺者が3万人、自動車事故の死者よりもはるかに多い。青年が希望を抱ける世の中であってほしいと藤沢さんは考えたに違いない。30、40台の働く男性は映画も芝居も見ない。非文化的状況下で、ひたすら働かさせている。そのサラリーマンが映画で涙をポロリと流してくれる、そんな映画であってほしい。
p.(7):風門/秩父音頭保存の先頭に立つ「町医者」金子千侍さん(秩父RC)
長寿家系で母のはるさんは一昨年104歳の天寿を全う、父も88歳まで生きた。子どもも86歳の兜太氏から72歳の洸三氏まで全員健在、千侍さんは喜寿の77歳だ。昨年、俳人の黒田杏子氏が『金子兜太養生訓』を出版。「夏が来てわが体内に踊神」金子さんの句集『踊神』の題名由来の句。金子先生の診察は「ドイツのクレンペラーの診断法」今は検査値に頼り患者を診ない。95−96年度のガバナーも務めた。現在米山奨学金の副理事長。「国連憲章を制定したときに、116人の制定委員のうち49人もがロータリアンだった。だから国連憲章にはロータリー精神が流れている。すばらしいこと。」
p.(14):ロータリー歌壇/小林・柳田さかえ/三代が共に暮らせば牛肉派あり・・・・
p.(16):ロータリーに入って見えてきたこと/岐阜淡墨・棚橋直美
入会し特有の言葉を知った新会員。抵抗があったが、日がたつにつれ薄れてきた。愛知万博にロータリー館を造り親睦に活用されたが、「広報」「奉仕」に関しては別のことができたのではないか。場内ではライオンズが目立った。AED(自動体外式除細動器)で4人の命が救われたがこれもライオンズ提供。これはまさに「広報」「奉仕」だと思う。
p.(16):「超我の奉仕」について/長崎東・三浦達美
「超我の奉仕」の「我」は立派であれば超える必要はないので、この「我」は、思いやりのなさや、無関心といった自己中心的なエゴ。奉仕はエゴを超えようとするところから始まる。ロータリーに身を置くことが大きなきっかけになる。
p.(17):Annotaion/超我の奉仕(Service Above Self)
RIの第一公式標語。コリンズが国際大会で説いたService, Not Selfが原型。
p.(26):三か国・4RC合同でWCS/鹿児島西ロータリークラブ
姉妹クラブの山形鶴岡RC、米国のサンタローザサンライズRCと共同で、ネパールのパタン西RCと提携しネパールに乳牛33頭を提供。共同でWCS活動ができた。
p.(29):子どもたちに科学する心と夢を/大分キャピタルRC・佐藤俊介
子どもに科学の楽しさを伝えようと、有名な先生に実験ショーをしていただいた。先生が実験を披露するたびに、子どもも大人も夢中になり興奮と感動の一時間半だった。
p.(33):2006〜07年度『ロータリーの友』表紙の写真募集
来年度は。会員参加型で表紙を作成。『友』表紙の写真を会員から募集します。
p.1:RI会長メッセージ/ロータリーを話題に
RI理事会メンバーがいい仕事をするためには、会員は私たちに何を求めているかを理解することが不可欠。ロータリーが報道関係から忘れられているという欲求不満が存在する。D5230のフレミング氏を委員長に、公共イメージ支援グループを発足させた。
p.4:ロータリーとは/ロータリーの誕生とその成長
1905年2月23日にシカゴRC誕生、1920(大正9)年10月20日に東京RC誕生。翌1921年4月1日に世界で855番目のクラブとしてRCに加盟承認。第2次大戦の波でRIを脱退。1949年3月に復帰。その後の拡大は目覚しく、今やRIにおける日本の地位は不動。
p.6:国分中央RAC/D2730・鹿児島県
海水浴場の清掃中「よかったら手伝わせてください。気になっていたんですが、一人ではどうしようもなくて・・・」と子ども連れの方が参加された。心のごみまですっきり。
p.11:3月13〜19日/世界ローターアクト週間
ローターアクターのすべてが21人で始まったUNCCのクラブの伝統を受け継いでいるが、創立会員についてはほとんど知られていない。彼らのうちの数人を探して尋ねた。
p.13: 3月13〜19日/世界ローターアクト週間/日本では
日本で最初創立したのは、埼玉県にある国際商科大学ローターアクトクラブ。アメリカで初めてRACができてから間もない1968年6月1日のこと。
p.16:肥大化の中、埋没せず/西条・出浦政宣
巨額マネーゲームが横行し、金の亡者がもてはやされる中、人々は1905年時のシカゴのように社会構造が崩れるのに気付かない。ロータリー精神を少しでも生かしたい。
p.17:地域ぐるみで健全育成を/本宮・高田宗彦
日本の子どもの学力が上位だったのは過去の話。ロータリアンは先頭に立って青少年と接触し、地域ぐるみで健全育成に努力せねばならないと心から思う。
p.18:率先しよう ウィリアムB.ボイド(2006-07 RI会長エレクト)
RI会長はロータリーの大使。大統領、報道関係者と会うとき、会長はロータリー全体を代表する。基本的な価値のほとんどがすでにテーマとして使われているので、テーマ選びは難しい。Lead the Wayの背後にあるアイデアは、ロータリーを喚起することであり地域社会や世界が直面する問題に指導力を発揮することを引き受けること。
p.27:Annotation/泰日経済技術振興協会(TPA)
タイ人の元日本留学生を中心に、日本からタイへの技術移転を目的に設立した公益法人。
本レビューは主観で掲載内容を選び大幅に縮めていますので、筆者の趣旨を十分に理解できない恐れもあることにご注意いただきますようお願いします。『友』の熟読をお勧めします。
p.(2):なぜ今、野生イネ自生地保全か/佐藤洋一郎教授(地区大会記念講演要旨)
長江下流で、約1万年前に野生イネに手をかけて品種改良を重ね今の米になった。DNA分析結果、野生イネはコシヒカリの先祖と分かった。多くの研究者が野生イネを石油や石炭と同じように有効な資源と考える。資金は日本政府の提供でタイ政府は「遺伝子銀行」で貴重な野生イネの種の保存を考え建物を建てた。野生イネが生えている場所そのものを保存したらいい。この発想は「動物園」をつくるときに、ヨーロッパで考えたことと同じ。日本はこの分野では、世界の先頭を走る。私を含め日本に研究者は数人だけ。
p.(7):風紋/生かされた命を地域医療にささげる・福井 順さん(長崎南RC)
げんしばくだんがおちると ひるがよるになって 人はおばけになる(小3坂本はつみ)。肺ガンで右肺の下半分を切除し激しく咳き込むが、生かされた命を長く生きて社会に貢献するのが、原爆への「かたき討ち」。各界の人々に出会うロータリーは、ダイヤモンドがごろごろ転がっている人生の切磋琢磨の道場。
p.(13):文具通販の現状/津南・奥田邦雄
今、文具店は急速に減っている。「文具通販」システムのトップ企業の売上は1000億を超える。病院や介護施設や動物病院用のカタログが登場し、「文具通販」変容は進行中。
p.(16)電車に乗ったら『友』を広げよう/京都洛中・武部 宏
電車で『友』をほかの乗客に見えるように角度を工夫して読むと広報活動になる。近くに高齢者がおられたら、素早く席を譲る。手には『友』を持ったあなたが立っている。
p.(16):雑誌委員長になって気づいた『友』のよさ/志摩・松井 猛
手続要覧の注釈がAnnotationとして載っているので論点が分かりやすく感謝。
p.(17):ロータリーの魅力とは/相模原西・山口智康
会員減少は、結局はロータリーに魅力がなくなったことに尽きると思う。
p.(18):今だからこそ他力本願をやめよう/川口東・館野晃吉
時代にあわない組織が消滅するのは歴史が証明。会員減少は深刻だが、100年繁栄を続けたことを認めるべき。人材の質を問う前に、まず集め、入会したら自分を磨き積極的に行動すべき。他力本願をやめて本当の「仕事」をしよう。それこそ「職業奉仕」。
p.(19):久保猪之吉博士をご存知ですか/本宮・高田 宗彦
明治から昭和にかけて活躍した世界的な耳鼻咽喉科医師久保博士をご存知?(以下略)
p.(20):映画「海を飛ぶ夢」と尊厳死/札幌南・須田義雄
尊厳死は、本人が自らの意思で延命治療を拒否すること。意思が薬剤で死に至らしめる積極的安楽死とは異なる。元気なときに、自らの意思を表明し明文化しておくと、いざというときに家族にとっても救いとなる。生き方同様、逝きかたにも責任を取る時代。
p.(22):3救運動と地域奉仕/守口・川村弘和
私もできる救急法、「救急」「救命」「救護」の3救運動を100周年記念事業で実施。
p.(23):防犯パトロール隊編成で子どもたちの安全を/栗山RC
新世代奉仕、社会奉仕委員会が会員による防犯パトロール隊を結成。小学校の正門前で防犯に対する啓発活動を行っている。
p.(23):バレーボール大会で小学生が熱戦/伊集院RC
バレーボール大会で、書き損じはがきや未使用切手を持ち寄り、「寺子屋運動」に協力。
p.(24):消火器で防災訓練 火の恐ろしさを実感/日南中央RC
天ぷら鍋に引火した想定で粉末消火器を使ったがなかなか消えず火の恐ろしさを実感。
p.(25):現場想定し救急訓練/海老名RC
AEDを含む救急活動に80%を超す出席率、消防職員指導で真剣に取り組んだ。
p.(26):南極観測隊と小学生の交流/市原・三平忠宏
小学校と昭和基地とで一時間のテレビ会議。感動的な内容で越冬隊の皆様に感謝。
p.(28):姉妹クラブの記念式典で鹿児島をPR/鹿児島北RC
姉妹クラブの台北和平扶輪社を訪問し屋久島をPR。地元の観光地はほとんど体験済だが、屋久島で会議をするなら受け入れに悲鳴を上げるほどやってくるかもしれません。
p.(29):Annotaion:双子クラブ(ツインクラブ)
特別なプログラムを協同して実施し、友情を深めようとする二つの異なる国のクラブ。
p.1:RI会長メッセージ/ロータリーの雑誌・ステンハマー会長
すべてのロータリアンは『THE ROTARIAN』あるいはロータリーの雑誌のどれか1つを予約購読しなければなりません。ロータリーの雑誌はRI理事会によって承認されなければなりません。雑誌はロータリアンとRI理事会とを結ぶ手段として重要。
p.7:ロータリーの雑誌ができるまで/ロータリーの友
ガバナー月信やクラブ会報にも目を通し企画。投稿記事は、「新鮮な視点・読者の興味・他のクラブや会員が活動する参考になるか」という視点で検討。RI指定記事は『THE ROTARIAN』編集部からデザイン済の見本が送られてくるので、できるだけ同じデザイン。RI指定記事や特集記事は、友委員長、副委員長、常任委員が最終的に目を通し訂正。『友』は会員参加型。自分たちが作っているという意識をもつことが掲載率アップのこつ。
p.11:2つの『友』/雑誌とホームページ
地区大会略報には2枚しか写真を掲載できないが、ホームページには10枚程度掲載。『友』は携帯できどこでも開けることができる。ホームページは速報性が売り物。
p.20:率先しよう/2006年国際協議会 2月16〜23日 (サンディエゴ)
聴衆を感動させる話し手は多いが、中でもビチャイ・ラタクル元RI会長が最も人気有。
p.38:地区のたより/第2730地区・長年続く古紙回収事業の記事あり。
本レビューは主観で掲載内容を選び大幅に縮めていますので、筆者の趣旨を十分に理解できない恐れもあることにご注意いただきますようお願いします。『友』の熟読をお勧めします。
p.(2):豊かなクルマ社会をめざして/トヨタ・渡辺捷昭社長(地区大会記念講演要旨)
「循環型社会の到来」と「グローバル化」の二つが事業展開する上で重要なキーワード。世界の自動車保有台数は約8.5億台、2010年には約9.8億台との推定。先進国で70%以上保有し世界人口の30%はメリットを享受していない。発展途上国に今までのような自動車を普及させてはいけない。地球を大切にする視点を加える必要有り。成長を続けながら足元をどう固めていくか。私の夢は「夢のクルマ」の実現。夢と実力、目標と実態の差を認識すること。ギャップを埋めるために常に考え実行に移してほしい。現状に満足せずに、必要なら勇気を持って変えるべき。大規模になり調子がいいと保守的に。
p.(7):風紋/「犠牲は沖縄ばかりではない」・原 喜美(那覇西RC)
日本がRIへの復帰を認められた直後、外国人会員も交わる中、東京RCで英語でスピーチ。原さんは30そこそこでGHQ関東軍政部で戦後民主主義講習会の通訳を。ICUに誘われて転職。ロータリーとICUとの関係は深い。アジアで唯一のロータリー・センターはICUに。92年那覇西RCに入会。重要な仕事はさせてもらえない、どこであってもやあと言おうよ、女性が歌うには違和感も。まだ本当の男女対等組織にはなっていない。
p.(16):国際ロータリー標語の和訳について/武生・林 秀樹
超我の奉仕という和訳が、日本人会員の多くに会長の真意を使えているか不安に感じる。
p.(16):ボケーショナル・メンテナンスのすすめ/東京多摩グリーン・赤尾恭雄
ロータリーの原点は「個人」であり、究極は「人づくり」。ロータリーは「クラブ」であって「企業」ではない。「ひとづくり」において「組織づくり」を強いるのはどうか。
p.(17):基本の樹(クラブ会長の選ばれ方)に疑問/河口湖・佐村裕義
「基本の樹」はよい欄だが、非常にわかりにくいし、誤解も与えかねない。肝心のところは、なんの説明もない。「基本の樹」では、もう少しわかりやすい説明を期待する。
p.(18):中国異文化コミュニケーション/米山学友・朱 迎春
最初、ゴミを決まった日にしか出せないので面倒だったが大切なことだとわかった。女性用トイレの擬音装置に驚き、女性が地下鉄で堂々と化粧したり、男性がいやらしい雑誌を平気で読むのに驚いた。文化や歴史を理解することが平和で良い交流の源になる。
p.(19):少子化に思う/坂戸・小川勇美
少子化で過保護となり、いわゆる「大人子ども」が誕生し生命軽視の風潮に至った。
p.(20):ラタクル会プーケットへ行く/元RI理事・板橋敏雄(足利東)
2002−03年度の国内PG34人が結成した「ラタクル会」の私は客員。2004年1月、ビチャイ氏のお宅で歓迎晩餐会、各地域で会員との交流の機会をつくっていただいた。
p.(21):夜間頻尿と睡眠時無呼吸症候群/和歌山・渡部良次
無呼吸時の気道閉塞による血中の酸素飽和度の低下が防げれば夜間の利尿回数は減少。
p.(25):在アフリカ邦人医師に心電計を(横浜港北RC)
ニジェールで活動する谷垣雄三医師にデジタル心電計を送るため台湾のクラブから計1万ドルを集めた。20年前に谷垣医師にランドクルーザーを寄贈して以来、支援を継続。
p.(26):心が打ち解ける方法/新見RC・鈴木 治
33年の歴史の当クラブ。最小会員数が4人の時期もあったが、現在は約40人に増加。
p.(29):新世代フォーラム/出水RC・松本恵美子
新世代フォーラムでは「セックスを本音で語ろう」と題し若者の戸惑い・不安を聞けた。
p.(32):「ニート」の問題を考える/大阪梅田東RC
ニート(Not in Employment, Education, or Training)と言われる若者が、数十万人。
p.(33):annotation/スマイル(ニコニコ)
喜怒哀楽の出来事、早退・遅刻に対し、善意のお金を募金箱に納め社会奉仕基金などに。
p.1:RI会長メッセージ/協力がキーワード・ステンハマーRI会長
120万人を超える会員のネットワークとトレードマークの歯車の徽章が2つの偉大な資産。クラブおよび地区が地元の組織体と一緒に活動している事例をしばしば目にした。他の組織と協力して活動しても主体性を失った事例はない。協力でも勝利を得ている。
p.10:国際問題研究のためのロータリー・センター
行政学、比較文化、教育学研究科の3つの大学院にまたがり日本では国際基督教大学(ICU)にありフェローは日本語または英語に堪能でなくてはならない。中心必修科目・平和研究T&U、安全保障と紛争解決、平和思想、環境と行動、人権問題Tを学ぶプログラムは7月に始まり24ヶ月で終了。東京の国連大学のコース受講の申請も可能。
p.26:バーチャル・ロータリー/RI指定記事
オンライン上で例会のEクラブにはメークアップも可能。従来のクラブ例会よりも多くの会員と知り合うことができる。金銭的理由や家庭の事情から例会に出席できない若い人にはEクラブは魅力。Eクラブの会員も年に数回は従来の例会に出席するべき。
p.29:Eクラブって何?
RI理事会は2001年6月に“電脳”クラブを試験的プロジェクトとして同意。世界初はアメリカ第5450地区のeClub One。日本にはEクラブはないのでメークアップは英語。
p.30:基本の樹/クラブの例会(Club Meeting)
例会への出席は、会員義務の1つ。個人の健康に有害なことを認識し、喫煙を控えるよう奨励。ロータリー以外の奉仕クラブと合同で週例会を開くことは禁止されている。
p.32:よねやまだより・受刑者に新しい人生を/台湾法務部(法務省)・呉憲璋
美しい桜に手を伸ばした瞬間、子どもから「折っちゃダメだよ!」と言われ日本の道徳教育が行き届いているのに驚いた。日本の犯罪率が台湾よりはるかに低い背景を確信。
本レビューは主観で掲載内容を選び大幅に縮めていますので、筆者の趣旨を十分に理解できない恐れもあることにご注意いただきますようお願いします。『友』の熟読をお勧めします。
p.(2):新世代と日本のこころ/作家・東洋思想家 境野勝悟(地区大会記念講演要旨)
先祖が教育に大事にした言葉は「恩」。昔から「日の本(ひのもと)」を大切にし、1400年前に「の」が消えて「日本」という国名に。日本人は農耕民族で狩猟民族とは考え方が違う。狩猟民族は、行動の遅い者は生きていけないが、農耕民族は「はやい」はだめで、ゆっくりと落ち着いて時期を見ること。今は「はやく」、エンジンがよくてもブレーキが利かなかったら? 優秀な人間こそマイナスの尊さを知らないとだめ。日本の「カミ」は、天にまします絶対者ではない。妻のことを「カミさん」「おカミさん」と。
p.(7):風紋/福祉と教育にキリスト教の愛を実践・今井鎮雄(神戸西)
今年もRYLAが開かれた。第一回目から今井さんの片腕を務めてきた深川純一P.G.は、「今井さんの熱意に負けて一年だけということで始めたが、大成功で続けることになった。今井さんは誰にでも温かく愛をもって接してとりこにしてしまう不思議な魅力の持ち主」。「青少年の行動は昔も今も、時代の価値観の反映。成熟社会ではその価値観が壊れて、大人が低俗メディアを楽しめば、子どもも興味をもち強く反応する。社会がこうである限り、個々の現象だけモグラたたきでつぶしても、決して問題の解決にならない」
p.(12):日本人の歩行・ナンバ/仙台RC・田崎京二(東北大学名誉教授)
日本人は「ナンバ歩き」といって同じ側の足と手を一緒にだしていたが、西南戦争の
折、様式兵法を採用していた薩摩兵に惨殺の憂き目を見完敗。「右足と右手を同時に出す」のは農耕生産における半身の姿勢が、そのまま歩行に移行したもの。
p.(16):協力・継続性はすべての活動に通ずる/大東・橋本正幸
ロータリー創立100年目の節目に入会。ロータリーは異業種の人たちの集まりでいろいろな分野の人の話を聞くことで知識が増えるだけでなく、人生観に大変役に立つ。
p.(19):握手をしておけば良かった/厚木中・塩塚幸彦
ロータリーは生涯つきあえる友人と出会える場であり、理想のクラブとは、自分が死ぬまで所属していたいと思えるようなクラブであると、堂々と人に語っている。
p.(21):Annotaion/Arch C.Klumph Society)
ロータリー財団に対し累計25万米ドル以上の寄付者が、ソサエティーのメンバーに。
p.(25):温泉で交流/霧島RC
中学校生徒と共に社会奉仕活動で身障者施設入居者を会員の職場で温泉入浴や食事会。
p.(31):わが生業に胸張って/周南西・丸山文章
保険制度が不十分なメキシコでは、裕福な家庭でない限り治療が受けられない。カリフォルニアのクラブに所属する歯科医たちが3ヶ月に一度、2日間にわたる診療中。私は2003年に初参加後、2004年は長男と、昨年は二男と参加。継続は力、今年も参加する。
p.1:RI会長メッセージ/指導力とは・ステンハマー
今年度RI理事は勇気と思い切りの良さを示した。創立すら難しいロシアの法律にもかかわらず、理事会は最初の地区の形成を決定。中国での拡大の幕開けと北京および上海の2つの仮クラブを承認することは、キューバに復帰し、コソボやベトナムにクラブを開く決定と同様に勇気と思い切りの良さを示した。クラブ会長は個人的にはイヤでも多数決による決定を受け入れないといけないことがある。RI会長として、私も意思とは異なった多くの決定事項を受け入れなければならなかった。良いリーダーは個人的な好き嫌いを超えてものを見ること。今年の国際協議会で、元RI会長のビチャイ氏が、勇気と思いきりの良さに焦点を当てた、指導力と動機づけに関するすばらしいスピーチを。
p.5:魅力的なロータリークラブとは/南園義一、重田政信RI理事&渡邊『友』委員長
『友』委員会では委員会規定を改正してRI理事に加わっていただくことにした。草の根という考え方が歴代会長から提唱されているが、基本はロータリークラブであり、一人ひとりのロータリアン。「ロータリーは自分たちの活動が基本だ」と考えないと自主性が出ない。気になるのは職業の多様性、職業は社会の変動につれて複雑化しているのに、適応できる考え方や分類がロータリーにはできていない。会員もクラブを自分のものとして作りあげていくんだ、という意識が希薄。日本は日本らしい特色を出す、各クラブはクラブらしい特色をだす、個人は個人として奉仕のために献身する意識が必要。目先の会員増強だけを目指すのではなく、「クラブの魅力」という根本的な問題からロータリーの進化を考えようということ。『友』は編集がバラエティーに富んできた。いろいろ基本的な広範囲な資料も集めている。『THE ROTARIAN』と対比し読むと『友』の方は具体性があり、地域性のある報道がうまくなされている。もう少し、一人ひとりのロータリアンの思いや考えが表現される場があったらと、もどかしさもある。情報誌としてバックナンバーに対する検索機能を望む声もあるが、これはWEBサイトの分野かも。
p.15:国連の難民支援を担う-UNHCR/日本UNHCR協会代表理事・赤野間征盛
元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんは、日本から2番目で日本女性初のR財団親善奨学生で、現在も東京クラブの名誉会員。緒方さんの回顧録が2005年に英文で発刊され、本年3月に日本語版の回想録『紛争と難民・緒方貞子の回想』が集英社から出版された。
p.22:基本の樹/ようこそロータリーへ・四大奉仕部門
「四大奉仕部門」とは、ロータリーの目的の4つの要素、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕を指している。ダクターマン元RI会長は「ロータリアンが“奉仕の四大部門”を理解して、この道を進んでいけば、ロータリーの目的は大きな意味を持つ」
p.24:よねやまだより/アフガニスタンへの祈り アハマド・ジャン
米山奨学生のときガバナーから“生きていくために一番大切なのは愛であり、ロータリーは愛のこころを実践する場”と聞いた。援助だけでなく彼らが自立するよう手助けを。